早めにチェックを!海外取引所クリスマススケジュール

今日もトレードお疲れ様です。たぬきです~ 

昨日、一昨日の東京は良く晴れて、片っ端から丸洗いしたカーテンも網戸も、難なく乾いてくれました。
あまりの暖かさにいまいち雰囲気が出ていませんが、次の週末はクリスマスですね。

日本は祝日ではありませんが、今年はちょうどイブが土曜にあたり、外食産業は色めき立っているようです。金曜の天皇誕生日の祝日と繋がって連休ですしね。

さて、我々が注目する欧米市場は、25日が日曜日のため、振替で月曜が休みになります
早速ですが、スケジュールを確認しておきましょう。

CME.png
ICE.png

NYMEXやCOMEXが26日の計算区域が丸っと抜けるだけなのに対し、ブレント原油などのICE_UKが23日も早上がりになっているのが、注意したいポイントです。

まあ、26日が休みだと言っても、海外の場合、夕方から翌計算区域の立会が始まりますから、日本と違い、26日の夜までゆっくりできるわけではありません。
取引時間を海外に合わせ延ばしてきた日本ですが、夜間立会と日中立会とを切れ切れにすることで、祝日は終日休めるようになっています。業界人として、この点だけは、何とか譲らずにいて欲しいなあ、というのが素直な思いです。


取引先の外国籍の業者のいくつかからは、今週中に機器の設定変更やアカウント申請等を済ませておくようにと連絡を受けています。この週末から多くのスタッフが長期休暇に入るためです。
投資家も然り。もうすでにボリュームは漸減しており、一気に手仕舞いが出る怖れはそう大きくはないと思いますが、今年は例年よりちょっと早めの22日の夕方には、対策を講じておいていただくようお願いいたします。


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NYMEXで取引しよう♪ブレント原油

今日もトレードお疲れ様です。たぬきです~

先月から動きの幅が10,000円近くになっている原油。
今最もホットな銘柄の一つですが、皆様、海外の原油は、どの市場をお使いですか?あるいは、TOCOM原油の取引において、海外のどの銘柄を指標になさっていますか?

海外の原油と言えば、やはりWTI北海ブレントがメジャー油種になるかと思います。米国産のWTIはNYMEX、北海のブレント原油はICE_EUがいわばホーム取引所ですが、今や、必ずしも別々の取引所で取引する必要はありません。
つまり、NYMEXにもブレント原油が、ICEにもWTIがあるのです。

8日取引日の出来高です。
ICEのWTIこと、Futures Daily Market Report for ICE WTI Crude Futures(コード:T)は、全限月の合計で317,156枚の取引。
個別では多い順に、2017年2月限の101,825枚、2017年1月限の76,279枚 となっております。
NYMEXのブレントBrent Last Day Financial Futures(コード:BZ)では、全限月の合計が121,982枚、個別では2017年2月限44,044枚、2017年3月限が22,938枚です。

それはまあ、本家はそれぞれ、全限月の合計でNYMEXのWTIは1,664,588枚、ICEのブレントは963,017枚ですから、規模は違います。
でも、TOCOM原油の、先物2017年5月限が32,952枚、2017年4月限30,587枚なのですから、十分な流動性はあると言えるのではないでしょうか。
CMEも、ブレント原油については、出来高増に向け力を入れており、取引所費用の割引も設けられておりました。それも2016年いっぱいで終わりですので、目標レベルには達したということでしょうか。

何も新しい方で取引しなくても…と思われるかもしれませんが、取引所を集約させることのメリットはあります。
1つには、証拠金の計算です。
WTIとブレントでスプレッドを組む場合、ポートフォリオ全体のリスクはそう大きくはならないはずです。
しかし、取引所が別々ですと、それぞれのクリアリングで、それぞれのポジション単独で証拠金計算が行われますので、片張りの証拠金額が適用されます。
アウトライトとスプレッドの証拠金額の違いは歴然ですので、まとめることによって必要な投下資金額を低く抑えることができるようになります。

それから、データ料金の問題です。
日本ではまだ馴染みがありませんが、海外の取引所では、取引所の価格データを受信するユーザーに対し、使用料を課しています。
海外の取引所の定義でプロ認定されると、その額は月で1万円を越えることもあります。しかも、工業品と農産物とで別々です。
NYMEX、ICEそれぞれに料金を払うより、まとめることができればコストが削減できます。

NYMEXでは、WTIとブレントのスプレッド銘柄も上場されています。
TOCOMのGASOCRUD(ガソリン-原油)のような、取引所がサポートする商品間SCOです。
これなら、自動売買機能で合成しなくても、両者の鞘取りの注文を入れられます。
NYMEXでブレントの取引、悪くないでしょう?!


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トウモロコシの2020年問題?!

今日もトレードお疲れ様です。たぬきです~

CBOTで取引されているトウモロコシの新甫発会が遅れる旨、通知がありました。

シカゴトウモロコシの限月は、3月/5月/7月/9月/12月ですが、新甫発会の日が異なり、7月限と12月限が納会の4年前年の12月、残る限月が3年前の12月となっています。
直近で1年分5限月が揃っている2017年を例にとりますと、7月限と12月限の発会が2013年の12月16日で、3月、5月、9月限は2014年12月15日という具合です。

従って、今年2016年12月15日には、2019年の3月、5月、9月限と、翌2020年の7月、12月限とが発会するはずだったのですが、このうち、2020年の2本が延期されることになりました。

TOCOMにおいて新甫が出ないというと、取引休止に向けたプロセスのように思ってしまいますが、CBOTでは事情が異なるようです。
今回については、受渡し場所となる港にセントルイスを加えるか?で協議が行われているため、という説明がなされています。
それに、発会停止は、今回に限ったことではありません。証拠に、大豆ミールの発会再開のお知らせも届いておりました。
これは、昨年12月、標準品の条件と格差の調整の見直しのため、2019年の限月が発会するはずでしなかったものです。

標準品の条件が変わるということは、取引対象の価値が変わるため、発会できないというのは理解していただけるかと思います。対象となったのは、大豆ミール中のタンパク質の含有割合で、従前48%だった最低ラインが、47.5%に引き下げられました。
なんでも、大豆の産地の変化により、アメリカ産大豆のたんぱく質の含有量が落ちているのだそうです。

発会を停止するということの是非はありますが、取引対象やその条件を時勢に応じて見直すのは、必要なことでないかと思います。
例えばトウモロコシ。東京トウモロコシの受け渡しは米国産に限られており、南米産は認められていませんが、日本に入ってくるトウモロコシが米国産一辺倒であったのは過去の話。今の実情とはマッチしていません。実際に購入している方から、今はむしろ南米産の方が良いという声を聞いたこともあります。
産地限定の方が都合が良い方もいらっしゃると思いますので、対象を拡大するのが一概には言えませんが、より多くの参加が見込める市場を目指して、機動的に対応する姿勢がTOCOMにもあっていいんじゃないかなぁと思います。


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17 : 10 : 37 | Foreign Exchange | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

CME/ICEの立会スケジュール~Thanksgiving~

今日もトレードお疲れ様です。たぬきです~
朝の地震では、皆様、お怪我や被害はなかったでしょうか。
東京では、そう大きな揺れではなかったのですが、揺れていた時間の長さや、発生時刻に、過去の大きな災害が頭をよぎりました。

さて、明日、日本は勤労感謝の日、祝日です。
かたやアメリカは、24日がThanksgiving。翌金曜日、俗にいうブラックフライデーも休日になるところが多いようで、市場も変則スケジュールです。抑えておきましょう。

まず、わかりやすいICEから。
ICE_USの銘柄の内、ココアやコーヒーなどのいわゆるソフトコモディティは、23日(水)は平常通り、24日(木)は休み、25日(金)は早上がりです。ただし、SugarNo.11こと粗糖だけは、25日も平常通りです。
かたやICE_EUのブレント原油などは、休みなし!ただし、24日(木)、25日(金)とも早上がりです。
CMEグループのWTI(NYMEX)、金(COMEX)、FX(CME)も、多少の終了時刻の違いはあれど、24日、25日ともに取引は行われます。
しかし、ICEのブレントと異なるのが、24日(木)は、清算機関はお休みです。
TOCOMには馴染みのない習慣ですが、CMEにおいては、取引所と清算機関の休みは、必ずしも一致していません
両方とも完全に休みとなるのはクリスマスや元旦など限られたケースで、立会は行われる(=取引所は稼働)けど清算業務が行われない(=清算機関は休み)というパターンが多いです。
清算業務が行われないというのはどういうことかといいますと、24日に行われる立会と25日に行われる立会をまとめて、25日分取引とみなします。帳入価格は出ませんし、値洗い計算もされません。24日の立会での約定は、25日計算区域での約定となり、24日に有効期限をGTDで出した注文は、25日の立会終了時まで有効です。

裁定取引などへの影響に対する配慮だとは察しますが、どうなんでしょうね?休みの日まで市場を開くというのは。
「常にマーケットが開いている方がよいのか?」という疑問を持ったのは、東日本大震災のときだったな、とふと思い出しました。


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17 : 02 : 51 | Foreign Exchange | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

CME出来高最高記録と、TOCOMの信頼回復のために

今日もトレードお疲れ様です。たぬきです~

少々遅くなりましたが、CMEグループから計算区域11月9日の取引について、誇らしげなレポートが出ておりましたのでご紹介です。(原文はこちら)

1計算区域での出来高が、過去最高の44,516,949枚を記録したとのことです。
それまでの最高である2014年10月14日の39,567,064枚から、約500万枚オーバー!
商品別においても、当社でも取扱っておりますWTI、COMEX GOLD、Japanese Yen Futuresなどなど多くの商品で、過去最高を達成しております。
ご参考までにTOCOMの2015年1年間の出来高は、24,399,068枚でした。スケールが違いますね。

ボリュームもさることながら、何よりも素晴らしかったのは、これほどの大幅記録更新であっても、障害を起こさなかったことに尽きるのではないでしょうか。

もっとも、システムへの負荷は、約定の数で図ることはできません。
気配を参照して注文を置き換える自動売買システムでは、秒間に何十回という注文取消と再発注を行うことがあります。トレーダー様は、システムを走らせるためのスイッチオンを1回なさるだけですが、取引所は取消等のアクションの都度、データの送受信を繰り返すことになります。1枚の約定のため、100回のCancel&Replaceが行われていたとしたら…お心当たりのある方、あなたも、取引所をいじめているかもしれません(笑)

トランザクション数は知るすべがありませんが、11月9日のTOCOMの出来高は、636,086枚でした。システムの処理能力に対する評価は人それぞれですが、処理能力を理由に取引を停止する事態を再発させてはいけないということは、共通認識でよいのではないかと思います。

では、どうすべきか?
取引所が処理能力の高いハードを導入するのも一つの方法です。ただし、これは取引所のコスト増になりますので、定率会費の引き上げにつながるでしょう。会員の負担が増えるため、委託手数料に転嫁して、最終的にはトレーダー様の負担となるかもしれません。
さらに、どこまでの処理能力を求めるか?というのは非常に難しい問題です。
過去の記録をベンチマークにしてもそれを超える事態が起こる可能性だってありますし、常に最高の状態を求めて最新機種を購入しても、それに足る出来高がなければ要らぬコスト増です。

前出のCMEグループは、1つの解法を示しています。
Messaging Efficiency Programという、単純に言えば、トランザクションに対する約定の割合が規定を下回るトレーダーに罰金が科せられる制度です。
取引が集中し易い米国の主要時間帯において、アルゴ等トランザクションが一定量を超えたトレーダーに対して、判定が行われます。
従って、ストラテジーに工夫が必要になるわけですが、たぬきとしては、この制度、悪くないのではと思う側面があります。
取引所との接続は、ハードの面では単純に、口が大きければ一度に大量にやり取りができるわけです。そうしますと、環境に巨額の投資ができる人ほど有利になるわけです。いかに利益を上げているトレーダー様でも、個人と機関投資家とでは、キャッシュフローの大きさが違います。
お金を持っている人が有利になるとか、配慮してトランザクション量を抑えた優しい人が馬鹿を見てしまうくらいなら、制度として確立している方が受け入れ易いように思います。

今後どのような方向に進んでいくのか?は取引所のみが知るところですが、先日のようなことは勘弁していただきたいと、切に思います。


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18 : 38 : 19 | Foreign Exchange | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

CME取引=Globexの時代へ

今日もトレードお疲れ様です。
たぬきです~ ご無沙汰しておりました・・・

CMEグループより、フロアー取引の閉鎖の報がまた届きました。
CMEグループと言えば、今でこそGlobexが主流ですが、もとはと言えばフロアーの市場。Globexを「時間外取引」と呼んでいたことからも、主はフロアーであったことがわかるかと思います。
メンバーの資格に応じた色のジャケットを纏ったブローカーたちが集い、素早い状況判断と機転とで、値決めを行ったものでした。
これは海の向こうだけの話ではなく、日本でも、各商品取引業者の業務部の社員が取引所に集まり、"手振り"で注文を通す習慣が残っていました。ほんのひと昔前のことです。今でも、古株の業界人などは、居酒屋に入って「8人!」と言う時に、片手で8を示したりします。店員さんには、絶対通じてないだろうけど…。

さて、冒頭で"また"とした通り、昨年夏に、通常の先物については、すでにフロアー取引は終了していました。今回決まったのは、存続していたオプション取引の内、New Yorkで行われていたものです。
シカゴのフロアーでは引き続き、株価指数先物等のオプション取引が行われるとのこと。まあ、こちらも、あとはタイミングの問題だけかもしれませんが。

閉鎖は2016年末の12月30日。New Yorkのフロアー取引に使用されている場所は、その後リースに出される予定だそうです。
収支を考えれば、もはや取引量の減ったフロアーを維持するより、電子取引へ切り替える方が、効率的なのでしょう。場所代もそうですが、4本値(始値・高値・安値・終値)にしても、フロアー、Globex、総合で3種類出すには、手間もインフラも必要としているわけで…ちょっと寂しいですけれど。

といっても、感傷に浸っている暇はありません。
もはやオプション取引もGlobexが主流になったということは、米国外のトレーダーにとっても収益機会になる得るということです。オプションそのものはもちろん、先物と組み合わせれば、ストラテジーの幅が広がります。
残念がら、当社ではまだシステムの対応ができていませんが、ニーズがあれば、個人的には何とかしたいと思っております。
どなたか是非やりたいという方、たぬきの背中を押すご連絡をお待ちしております。


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15 : 28 : 38 | Foreign Exchange | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

NYMEXのブレント原油 ~取引要綱~

今日もトレードお疲れ様です。
たぬきです~

昨日取り挙げましたNYMEXのブレント原油の続きです。

NYMEXで「ブレント」の付く商品は幾つかあります。
Brent Crude Oil Futuresといういかにもな名称の物もありますが、最も流動性があり、ルールもICEブレントに近いのがBrent Last Day Financial Futures です。

どのくらい近いか?と言いますと、現物の受渡しができない(差金決済のみである)ことを除けば、取引ルールはICEのブレント原油とほぼ同じです。

1バレルあたりの価格を米ドル建てで取引し、変動は0.01ドル単位、倍率は1000倍。
取引最終日は「trading shall cease on the same termination day as the ICE Brent Crude Oil Futures Contract」、
帳入価格は「equivalent to the settlements in the corresponding ICE Brent Crude Oil futures contracts」と、決めそのものが「ICEブレントに同じ」としていますので、後発であるNYMEXブレントがICEブレントに寄せている、という表現の方がより正確かもしれません。

こちらは、手前の6限月の出来高です。出来高が増えたと話題のTOCOM原油も並べています。

原油出来高

もっとも期近の5月限は、31日に納会を迎えるため、29日で中心限月が次の6月限に移っています。
祝日の影響を除けば、中心限月の出来高は25,000枚前後。ICEブレントには比べようがありませんが、TOCOM原油を大きく超えており、取引に差し障る心配は概ねないと言えるのではないでしょうか。

最後だけ、覚えておいていただきい違いを。
まず、取引時間です。
NYMEXブレントはシカゴ時間17:00~翌16:00、夏時間中は日本時間の7:00~翌6:00
ICEブレントはシカゴ時間19:00~翌17:00、夏時間中は日本時間の9:00~翌7:00
日本の朝8時頃に、「ICEのデータ配信が止まってるよ!!」この手のご連絡、実は珍しくないです。
笑い話で済めばよいですが、うっかり止まった板を見て発注したりなされませぬよう。

それから、取引所等に支払う経費です。
ICEブレントは、取引所Fee0.25ドル、クリアリングFee0.57ドルの合計0.82ドル。
これはNYMEXのWTI原油の合計1.46ドルから比べれば結構安いのですが、なんと今、Brent Last Day Financial Futuresは、取引所Fee0ドルのキャンペーン中よって、取引1枚につき0.01ドルのNFA Feeのみです。

キャンペーンは6月末までです。この機会に一度、NYMEXのブレント原油について研究してみていただければ嬉しいです。


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16 : 44 : 41 | Foreign Exchange | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

NYMEXでブレント原油

今日もトレードお疲れ様です。
たぬきです~

先週金曜は、グッドフライデーのお休みでした。
今週月曜もイースターマンデーということで、祝日とする地域も多かったようです。

さて、世界の原油価格の指標となる原油と言うと、WTI原油やNY原油の通称で呼ばれるWest Texas Intermediateと、北海ブレント原油が有名でしょう。両者は品質や流通範囲の違いから、全く同じ価格に収束するわけではありませんが、それでも同じ原油。WTIを取引する方もブレントの価格が、ブレントのトレーダーもWTIの価格が気になることでしょう。両方の価格から求める比価を基にしたトレード手法も知られています。

しかし、こんな悩みを抱えていらっしゃる方はありませんか?

まず、データ料の問題
TOCOMに絞っていらっしゃるトレーダーさんにはピンとこないかもしれませんが、今や、取引所での取引価格のデータは、タダではありません。
取引所がそれぞれ提示している月額のプライスデータ使用料は、
・CME NYMEX、COMEX、CBOT、CME:各85ドル (※個人ではないプロの場合)
・ICE US、UK : 各110ドル
配信業者(Distributor)が中間マージンを載せることもあり、NYMEXのWTI、ICEのブレントのデータを受信する場合、NYMEXとICE UKだけで、毎月約200ドルものランニングコストが発生してしまうのです。

それから、NYMEX、ICE両方でポジションを保有する場合、証拠金効率が悪くなります。
例えば、WTIの売りに加えて同限月同量のブレントの買いを持つ場合、一般的には、相殺機能が働くためWTI単独で持つよりリスクは少ない、と考えられると思います。
しかし、証拠金を計算するに当たって取引所は、自分のところのポジションしか見ません。この例でも、それぞれ、WTIの売りの片張りとブレントの片張りと判断され、証拠金がかさむことがあります。

これらはいずれも、取引所をまとめることで解決できます。
実は、WTIもブレント両方とも、NYMEXにもICEにも上場されているのです!
データ使用料は、基本的に市場単位での課金ですので、何銘柄使おうがお値段は変わらずです。
また、同一の取引所内であれば、ポジション全体でのリスクに基づいた証拠金としてもらえます。

NYMEXでブレント~?!と思われた方もいらっしゃるかな?
是非お耳に入れておきたい情報もありますので、その商品性について、次回以降で、もう少し詳しく触れていきましょう。


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16 : 06 : 29 | Foreign Exchange | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

CMEの取引所経費

今日もトレードお疲れ様です。
たぬきです~
                     
今朝、CMEグループから、来年4月からの取引経費について、メールが届いておりました。

結論から言うと、全体の額は変わらないが、内訳が変わるというものでした。
ここでの内訳とは、従前、「Clearing fees」、「Globex fees」、「Exchange fees」などいろいろな名前で発生しているものです。
例えば、一般の取引1枚について、NYMEXのNY原油ことWTIは、Exchange feesの1.45ドルだけですが、CBOTのトウモロコシは、Exchange feesが1.89ドル、Clearing feesが0.06ドルで合計1.95ドル、といった要領です。いくつもの取引所が一つになった名残なのでしょうか。

しかし、CMEグループの料金体系は、メンバーの種類や特別なプログラムの参加者など、所属によって差がある上、もともとの銘柄数がすさまじい数なので、非常にわかりにくいのも事実。今回費用の細目がなくなり、すべて「Exchange fees」で表記されることで、少しでも状況が改善されればいいなと思っております。

なお、上記の金額には、NFAへの支払い分は含まれていません。実際には、あと0.01ドル加えたWTI=1.46ドル、トウモロコシ=1.96ドルを負担することになります。

そうそう、ついでに、TOCOMについて。
TOCOMの取引についても、取引所、清算機構、関係団体等への支払いが発生します。期が終わった後に会員で負担割合決めて清算することになっているものもあり、事前に正確な金額を算出することはできません。が、「予納額」と呼ばれる取引枚数に応じてとりあえず納める額は、定められており、来年度の金額は、この時期の理事会等で決定していきます。
全部出揃うのは、もう少し先かな?情報が入りましたら、追ってご報告いたします。

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夏時間への移行

今日もトレードお疲れ様です。
たぬきです~
                     
3月未だ上旬ではありますが、今日などは都心はかなり暖かく、昼間出かけるにもコートいらずでした。

とはいえ、「夏」時間が始ります!というのは、さすがに違和感がありますね。
ここは、アメリカ流のDaylight Saving Time (DST)の言い方で、来週からのスケジュールについてお話ししたいと思います。

まず、今年のアメリカのDSTの開始は、3月13日(日)。午前2時になったら、ここで時計の針を一気に1時間進め、午前3時とします。従って、影響があるのは、日曜日の夕方から始まる14日(月)分の取引以降です。

例えば、WTI原油の取引開始時刻は、シカゴ時間17:00=NY時間18:00。
DST下でも、アメリカの時間では変わりませんが、日本時間に直すと、
標準時の場合→シカゴ時間17:00=NY時間18:00=日本の8:00
DSTの場合  →シカゴ時間17:00=NY時間18:00=日本の7:00
というわけで、日本在住のトレーダーの皆様は、14(月)から早起きだ、と覚えてください。

それから、もう一つ注意していただきたいことがあります。
アメリカとヨーロッパとで、DSTが始まるタイミングが異なるのです。
CMEのように、ずべてアメリカ時間で考えている取引所にとっては問題ないのですが、アメリカとヨーロッパの取引が混在するICEにとっては大変です。

例えば、ICE UKのブレント原油。
標準時かDSTかに関わらず、普段の立会開始は、NY時間20:00=ロンドン時間=1:00です。
しかし、ズレ期間については、アメリカの時計は1時間早まったのにヨーロッパはそのままなのでNY時間の20:00は、ロンドン時間の0:00に相当します。
ブレント原油は、年間を通して「NY時間20:00スタート」なので、ロンドン時間での表記は、一時的に0:00スタートとなります。

一方、ICE USの粗糖ことSugar No.11。
標準時かDSTかに関わらず、普段の立会開始は、NY時間3:30=ロンドン時間=8:30です。
しかし、ズレ期間については、ロンドンが8:30の時、時計を進めたNYでは4:30。
Sugar No.11は、年間を通して「ロンドン時間3:30スタート」なので、NY時間での表記は、この期間だけ4:30スタートとなります。
ついでに、ロンドン時間固定なので、ロンドン時間がDSTへ切り替わるまでは日本時間での開始時刻は据え置きです。ソフト系だけのトレーダー様は、あと2週間は早起きしなくてもいい?!

いずれにせよ、3月27日(日)を過ぎたら、平常運転です。
少々面倒なスケジュールですが、春と秋の風物詩と割り切って、乗り切ってくださいね~

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マーケティング部
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