トレーディング環境
2020 / 12 / 09 ( Wed )
皆さん今日もお疲れ様です。
ぴよ。です。
トレーダーの方々からいわゆるトレーディングPCや回線といった取引環境に関するお問い合わせをいただくことがございます。
トレーディングPCについては、以前ブログでもお伝えしたように、お取引形態に応じて、プラットフォームの推奨要件を上回る形で組んでいただければ問題ないかと思います。
もう一方のインターネット回線について、今回はお話したいと思います。
・有線?無線?
皆さんはトレードされる際、ネットワークへの接続は有線ですか?無線(Wi-Fi)ですか?
おそらく、トレード用のPCへは有線の方が多いのではないでしょうか。
結論としては、有線の方がいい、というよりも有線が必須といってもいいかもしれません。
無線LANはPC周りがすっきりしますが、ことトレードにおいてはメリットはほぼありません。
通信速度も落ちますし、なにより安定した接続を保てない可能性が高まってしまいます。
・LANケーブルはどうする?
ケーブルの規格や形状に気を配ったことはありますか?
おそらくは「CAT5e」から「CAT7」あたりのものを使用していると思います。
この範囲であれば速度も1Gbps規格となりますので問題ないです。
新しく準備するのであれば、CAT6、CAT7をおすすめします。
ケーブルの形状については、安定性を取るのであれば芯線が単線のスタンダードタイプがいいと思います。
もちろん配線の都合もあると思いますので、お好きなものをといったところでしょうか。
・光回線は必須?
こちらに関しては、今やADSL回線は新規を受け付けなくなっていますし、サービス提供自体も無くなっていきますので光回線を利用することになります。
通信速度に関しては、他サイトを調べてみても「10Mbpsあれば良い」というレビューをよく見かけます。
上りにしても下りにしてもストレス無く行うには、安定して3桁Mbpsが出るような環境であればまず問題ないと思います。
安定した通信ができているはずなのに板等の反応が悪い場合はGPUの方に問題があるのかもしれません。
・プロバイダ選びは?
電気や携帯電話と連携して料金が安くなることなども多いので一概にどこがいいというものはありません。
速度や安定性等を考えると「IPv6プラス」を提供しているところがいいかと思います。
トレード環境において、やはり重要なのは安定した接続ということになります。
また少し話は変わりますが、お使いのISVによっては高機能マウスが不具合を引き起こす例もありますので、シンプルなものがいいかもしれません。
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