2018年を振り返って
2019 / 01 / 11 ( Fri )
皆さん今日もお疲れ様です。
ぴよ。です。
ご存知の方も多いかと思いますが、TOCOMには各種データを扱っているページがございます。
今回はその中の年間の出来高データを基に昨年を振り返りたいと思います。
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年間の出来高を2017年と比べますと、全体的にはおよそ56万枚減と2016年から2年連続で減少しております。
内訳はというと、金が100万枚増でしたが、白金が39万枚減、原油が75万枚減、農産物市場に関してはおよそ4割減の18万枚と盛り上がりに欠けてしまったように見えます。
2018年10月に上場されましたTSR20も月間平均3.9万枚と既存のRSS3市場のシェアを奪うことにはなりませんでしたが、相乗効果もあまり出ていないといったところでしょう。
商品ごとに年初年末の騰落を見てみますと、原油が約18%安、白金が約15%安と軒並み下落している中、パラジウムに関しては8%以上の上昇となっており、プラチナからパラジウムへの需要シフトが顕れた年だったといえるかと思います。
ともあれ、新商品が上場してもなお年間の出来高が2年連続で減っており、国内市場の厳しい日々が続いております。
TOCOMとしては電力先物を最優先事項と掲げて挑む2019年となるようですが、リアルトレードコンテストは回を重ねるごとに参加者も増えているそうですし、投資先が増えてきている中でどれだけ魅力を伝えることができるかが出来高回復の鍵であることは変わりません。
2019年は、総合取引所構想の動きなど今後の市場環境にとって転換の準備段階となる可能性もありますので、そういった情報の発信や、既存のトレーディング環境やツールについても皆様に情報を提供してまいりたいと思います。
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プロフィール
Author:M.J.
岡安商事株式会社
マーケティング部
「Net Trade Pro」 の方を対象に
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