東京工業品取引所（以下 ＴＯＣＯＭ）は、日本国内のコモディティ市場の代表格と
なっております。
現在は、出来高の減少により流動性の低下が懸念されていますが、様々な施策により
流動化の上昇を図っています。
特に、外国人投資家や海外のプロップファーム向けにリモートメンバー制度を10月8日より
導入し、直接運用やアービトラージなどを行うハードルが下がりました。
現在のコモディティ価格高を反映してか、
ＴＯＣＯＭの１０月度の１日の平均取引高は
金 １５．０％増 （前月同比）
原油 １２．６％増 （前月同比）
灯油 ３４．２％増 （前月同比）
となっております。
世界の資金がコモディティへと流れて来ているので
東京市場も例外ではありません。
今後ますます拡大して行くコモディティ市場は
金融の世界においても非常に魅力的な市場に
なっていくと思います。
