時間延長の功罪

今日もトレードお疲れ様です。たぬきです~ 

先週のニュースになりますが、大証の夜間取引について取り上げられていました。
16日(木)計算区域について、16日早朝3:00~5:30までの取引高が、夜間立会全体の取引高の33.3%を占めた、というものです。
大証では、2016年7月に行ったシステム更改から、従前午前3時までだった夜間立会が、5:30までに延長されています。
よって、この発表は、取引所の施策を正当化するものと考えられます。

ふと思い立ったのが、TOCOMはどうなのか?です。TOCOMも、昨年9月20日のシステム更改以降、終了時刻が4:00から5:30に後倒しされていますよね。
このニュースと同じ16日計算区域についてTOCOMのホームページ上に公開されているTickデータを基に計算してみると、
夜間立会全体の32,263枚中、16:30~0:00が16,202枚、0:00~4:00が12,782枚、04:00~05:30が3,279枚となり、延長された時間帯が占める割合は10.16%でした。
ん~なんだか微妙。

次に、大証と同じ時間帯3:00~5:30の取引高を取ってみたところ、なんと9,485枚。
夜間立会におけるシェアは、大証をしのぐ39.56%となりました。

ただし、同様の検証を17日、21日それぞれの営業日について行ったところ・・
<17日>夜間立会全体で36,201枚中、3:00~4:00が537枚、4:00~5:30が440枚。時間延長分は1.22%、3:00以降2.70%
<21日>夜間立会全体で23,089枚中、3:00~4:00が411枚、4:00~5:30が847枚。下線文時間延長分は3.67%、3:00以降5.49%

この2営業日の結果とあわせて見るに、16日は必ずしも現状の縮図とは言えず、午前3時過ぎにアメリカの政策金利の引き上げの発表があったことの影響が大きすぎます。
もちろん、時間延長したからこそ、金利発表のタイミングを網羅していたとも言えますが、このような日は月に何回あるでしょうか。
1、2回の、もしかしたら動く日のために、大多数の日をシェア1%とか3%とかの時間延長を耐え忍ぶのはあまり見合わない気がします。

昨今の日本では、金融外の世界では、サービス時間の縮小の流れが起こっています。
長く開いていれば便利かもしれないが、それは本当に必要なのか?
立ち止まって考えるべきときではないでしょうか。
シンガポール取引所では、昼休みの復活を検討していると聞きます。
都合のいい数字だけを拾わず、本質的に取引所の収支を良くする英断を期待したいものです。


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