今日もトレードお疲れ様です。たぬきです~
朝の地震では、皆様、お怪我や被害はなかったでしょうか。
東京では、そう大きな揺れではなかったのですが、揺れていた時間の長さや、発生時刻に、過去の大きな災害が頭をよぎりました。
さて、明日、日本は勤労感謝の日、祝日です。
かたやアメリカは、24日が
Thanksgiving。翌金曜日、俗にいうブラックフライデーも休日になるところが多いようで、
市場も変則スケジュールです。抑えておきましょう。
まず、わかりやすいICEから。
ICE_USの銘柄の内、ココアやコーヒーなどのいわゆるソフトコモディティは、23日(水)は平常通り、24日(木)は休み、25日(金)は早上がりです。ただし、SugarNo.11こと粗糖だけは、25日も平常通りです。
かたやICE_EUのブレント原油などは、休みなし!ただし、24日(木)、25日(金)とも早上がりです。
CMEグループのWTI(NYMEX)、金(COMEX)、FX(CME)も、多少の終了時刻の違いはあれど、24日、25日ともに取引は行われます。
しかし、ICEのブレントと異なるのが、24日(木)は、清算機関はお休みです。
TOCOMには馴染みのない習慣ですが、
CMEにおいては、取引所と清算機関の休みは、必ずしも一致していません。
両方とも完全に休みとなるのはクリスマスや元旦など限られたケースで、立会は行われる(=取引所は稼働)けど清算業務が行われない(=清算機関は休み)というパターンが多いです。
清算業務が行われないというのはどういうことかといいますと、24日に行われる立会と25日に行われる立会をまとめて、25日分取引とみなします。帳入価格は出ませんし、値洗い計算もされません。24日の立会での約定は、25日計算区域での約定となり、24日に有効期限をGTDで出した注文は、25日の立会終了時まで有効です。
裁定取引などへの影響に対する配慮だとは察しますが、どうなんでしょうね?休みの日まで市場を開くというのは。
「常にマーケットが開いている方がよいのか?」という疑問を持ったのは、東日本大震災のときだったな、とふと思い出しました。
