こんにちは、湘南烏帽子岩です。
先月30日にスイスで行われた国民投票では、注目されていた中銀による金保有拡大が反対多数で否決されましたね。今回の投票ではこのほかにも移民の流入を年間ベースで現行の4分の3に減らすことや、外国人の資産家への優遇税制措置の廃止についても投票が行われ、いずれも否決されたようです。
ちなみに、今回の国民投票の投票率は49.8%だったそうで、これは前回の衆議院選挙よりも少ない数字となり、東京都小平市など条例で定められている都市の住民投票では開票せず不成立となる水準です。市場で注目されていた投票なのに、それについて当事者となる国民はどうでもいいと考えていたのかと思われないように、私は今月の選挙に行こうと改めて思いました。
さて、今月16日から17日にかけて開かれるFOMCについて、FRBのフィッシャー副議長が低金利を「相当な期間(considerable time)」維持するという文言を削除することについて、その時期が近付きつつあると示唆したようです。思い返せば昨年12月に開かれたFOMCはバーナンキ前議長がQE3の減額を決断しており、更にその1年前の2012年12月に開かれたFOMCではツイストオペの終了に合わせて毎月450億ドルの長期国債を買い入れることを決定したりと、年末のFOMCにて重大発表がされていますので、今年最後のFOMCでも何か大きな決定がされるかもしれませんね。
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