CBOTの会員権

お疲れ様です。たぬきです~

海外の業者や取引所とビジネスをしていると、時に、驚くような常識の差を感じる場面があります。
問い合わせの回答を担当者の休暇を理由に平気で何日も先延ばし…なんて日常茶飯事ですが、先月には、取引所の手数料変更という重要事項に関しても事前連絡なしという、衝撃の事態を経験しました。

ちょうど、今日9月3日に効果日を迎えるFee Policyの変更も、対象の方にとっては大きな問題ではないかと思われるのですが、自動配信メールに添付のMemoranum1枚と、実にさらっと通知されていました。

内容は、CBOT(Chicago Bord Of Trade)のEquity Membersとして優遇手数料の適用を受けるために必要な株式数が変更になったというものです。
引き下げ方向の変更ですので、見逃したからといって、保有株式数が足りず、即、会員としての利権を失うような事態には繋がりませんが、必要数を超過して保有している株式は名義書き換え代理人である「Computershare Investor Services, LLC」の手によって"unrestricted share"に書き換えられます。

折角なので、CBOTの会員についてもう少し。
CBOTの会員の種類は、権限の範囲や取引所手数料の割引の幅等の別に様々ありますが、会社として会員たるには、Membershipの取得とともに一定数以上の株式の保有が条件となっています。
今回の改訂で、CBOT会員(CBOTのみでNYMEXなどは含まない)に求められる必要数は、20,000株となりました。
CMEのホームページ上での8月末での1株単価が71.11USDなので、20,000株で1,422,200ドル(約1億4000万円)。
個人や、個人事業主に近い形態の会社には現実的ではないかもしれませんが、こちらには、Individual Memberとなる道が用意されています。
Individual Memberには、株式の保有規定はなく、Membershipを購入するか、月額料金を支払って借り受けるかすることで、会員向けの取引所手数料の適用を受けることができます。
例えば、8月のリース料金は、約1,500ドル(約145,000円) でした。これで、通常1枚当たり1.75USDのExchange Feeが0.29USDに、さらにNFA Feeが免除になります。もちろん、申請作業やそのための費用も
発生しますが、取引枚数の多い方は、取得を検討なさる価値はあるのではないかと思います。

話が横道に逸れましたが、重要な情報も、お得な情報も、こと海外の取引所に関しては、投資家側が自ら求め、探さない限り、なかなか手に入らないものであると思っていてよいかもしれません。
とはいっても、トレーダーの皆様の本業は取引ですから、そのような時は、我々ブローカーを大いに活用していただければと思います。


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