増え続ける当座預金

こんにちは、湘南烏帽子岩です。
金と白金の鞘が逆転しましたね。昨年は世界的に自動車の売れ行きも良かったようなので、このまま逆転し続けるでしょうか。


日銀の白川さゆり審議委員が、ローマで開催された「イタリア中銀セミナー及びユーロアジア・ビジネス経済学会」で講演をした際に、日銀当座預金の超過準備に適用されている付利の撤廃について「為替相場を円安方向に後押しする効果が期待される」との認識を示したようです。

都市銀行や地方銀行など、準備預金制度の対象となる金融機関は法律により受け入れている預金などの一定比率以上の金額を日銀に預けることが義務付けられています。この準備預金の比率を上下させることにより、日銀は市中に出回る通貨量の調整を行っています。超過準備とは、準備預金制度によって義務付けられた金額を超えて日銀に預けている準備預金のことです。

この日銀当座預金の超過準備について、リーマンショック以降に年利0.1%の金利がつけられています。一般企業の当座預金の金利が0%であることを考えると、なぜ金融機関だけ優遇されないといけないんだと思われるかもしれませんが、短期金利に下限を設けて金融緩和を円滑にするために、リーマンショック後に日銀が臨時措置として行ったものです。それが今日に至るまで延長されています。
以下のグラフは当座預金残高の推移です。ここ数年間で残高が急増していますね。

当座預金残高推移

現在の当座預金残高の水準は、過去最高を更新しており、なおも増加傾向にあります。金融機関としては、戻ってくるかどうかも分からない企業や個人に融資をするよりも、確実に0.1%でも金利が付いてくる方にお金を預けておきたいということでしょうが、このままではいくら日銀が金融緩和のためのオペレーションを行っても、銀行間でお金の流れが止まってしまいます。
昨年末にあった安倍首相のマイナス金利発言も今回の発言も、当座預金残高の一部でも市中に出回れば、金融緩和へと一歩前進できるとの思いがあってのことと思いますので、ぜひ実現してほしいものです。

にほんブログ村 先物取引ブログへ

11 : 53 : 37 | etc | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<1月第3月曜日~週明けアメリカは祝日です | ホーム | 渋滞とマーケット>>
コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://ateye.blog52.fc2.com/tb.php/577-55989384
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |

プロフィール

M.J.

Author:M.J.
岡安商事株式会社
マーケティング部
「Net Trade Pro」 の方を対象に
新規口座の案内、サポートを
行うために開設された部署です。

プロトレーダーやシステム
トレードに関するお問い合わせはこちらまで

traders@okayasu-shoji.co.jp

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

はじめに (2)
X-TRADER (118)
Market Explorer (1)
Order Book (1)
Commodity (38)
TT Demo (3)
TraderWorkStation (3)
Market Window (1)
Tokyo Commodity Exchange (67)
Tokyo Financial Exchange (8)
Tokyo Grain Exchange (6)
Fill Window (1)
Trade Book (1)
Algorithmic trading (19)
Proprietary Trading Firm (1)
Strategy (20)
Asahitrust (20)
Audit Trail (1)
Customer List (1)
Tokyo Stock Exchange (4)
Autospreader (2)
Bond (2)
Nikkei 225 (1)
Theory (18)
Order (1)
Foreign Exchange (44)
Derivatives (66)
etc (339)
Broker (3)
終わりに (1)
ADL (7)
経済指標 (5)
取引所スケジュール (7)
New TOCOM (8)

リンク(順不同)

必ずお読み下さい

ランキング

人気ブログランキングへ にほんブログ村 先物取引ブログへ 商品先物取引ポータルへ 商品先物ブログ・RSSナビはウェブコモ マネポケ金融投資ブログランキング 商品先物ランキング

フリーエリア

Google Page Rank Checker

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

最新記事