Spread Trade(Crack Spread、Crush Spread)

随分更新を出来なくなっていました。約1ヶ月ぶりの更新となりますが、今回はスプレッド取引(Crack Spread、Crush Spread)についてご紹介させて頂きます。

何度かご紹介をさせていただきましたが、価格差を収益とするのがスプレッド取引、いわゆるアルファ(α)戦略ですが、こちらはマーケットの動きを予想するのでは無く、市場全体の動きと乖離したものからリターンを得る戦略です。

国内で多く利用されている戦略としては、標準とミニ取引(OSEの225と225ミニ等)の裁定取引(Arbitrage)、あるいは決済期限の違う者どうしの限月間取引(カレンダースプレッド:Calendar Spread)等が挙げられますが、その1つとしてクラックスプレッド、クラッシュスプレッド(Crack Spread、Crush Spread)が挙げられます。

クラックスプレッド(Crack Spread)とクラッシュスプレッド(Crush Spread)は、ほぼ同意で原料価格と製品価格の価格差(スプレッド)の収縮、拡散をリターンの原資とする戦略です。違いは取引をする銘柄の違いでクラックスプレッドが原油と石油製品の価格差、クラッシュスプレッドは農産物とされています。

日本の商品市場では主にクラックスプレッドつまり原油とガソリン、原油と灯油といったクラックスプレッドでのトレードが盛んに行われていますが、クラッシュスプレッドに関しては、日本の商品市場で過去TGEの大豆と大豆ミールがありましたが、現在は大豆ミールが上場されていませんので利用することはできません。
しかし、海外市場では、CBOTの大豆、大豆ミール、大豆油を始めとした様々な組合せによるクラッシュスプレッドによる戦略を行うことができますし、リターンを得る目的だけではなく、原市場の価格に異常が発見されてた場合に製品市場で価格上でのヘッジを利用することもできます。

最近の日本の商品市場は、過去から比べ出来高の減少傾向が続いていますが、銘柄数についても減少の一途をたどっています。
もちろん流動性がなければ、ヘッジにもスペキュレーションにも利用することは困難ですが、取引をする銘柄自体が無いのは致命傷だと思います。

今年は産構審が開かれ、商品市場の活性化について話し合われていましたが、このような需要も逃さないという改革を行なっていただきたいと思います。


最後に宣伝ですが、当社ではCMEとTOCOMに対し、低遅延回線を利用し、同一プラットフォーム上での接続を提供しています。
今回ご紹介したスプレッドやアーブについてご興味がございましたら是非お問い合わせください。

にほんブログ村 先物取引ブログへ

テーマ:システムトレード - ジャンル:株式・投資・マネー

19 : 18 : 09 | Strategy | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<人間 VS computer | ホーム | CME GOLD vs TOCOM金>>
コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://ateye.blog52.fc2.com/tb.php/546-c77074a6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |

プロフィール

M.J.

Author:M.J.
岡安商事株式会社
マーケティング部
「Net Trade Pro」 の方を対象に
新規口座の案内、サポートを
行うために開設された部署です。

プロトレーダーやシステム
トレードに関するお問い合わせはこちらまで

traders@okayasu-shoji.co.jp

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

はじめに (2)
X-TRADER (118)
Market Explorer (1)
Order Book (1)
Commodity (38)
TT Demo (3)
TraderWorkStation (3)
Market Window (1)
Tokyo Commodity Exchange (67)
Tokyo Financial Exchange (8)
Tokyo Grain Exchange (6)
Fill Window (1)
Trade Book (1)
Algorithmic trading (19)
Proprietary Trading Firm (1)
Strategy (20)
Asahitrust (20)
Audit Trail (1)
Customer List (1)
Tokyo Stock Exchange (4)
Autospreader (2)
Bond (2)
Nikkei 225 (1)
Theory (18)
Order (1)
Foreign Exchange (45)
Derivatives (66)
etc (339)
Broker (3)
終わりに (1)
ADL (7)
経済指標 (5)
取引所スケジュール (7)
New TOCOM (8)

リンク(順不同)

必ずお読み下さい

ランキング

人気ブログランキングへ にほんブログ村 先物取引ブログへ 商品先物取引ポータルへ 商品先物ブログ・RSSナビはウェブコモ マネポケ金融投資ブログランキング 商品先物ランキング

フリーエリア

Google Page Rank Checker

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

最新記事