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TOCOM取引に係る税金~コロケーションとプロキシミティサービス

こんにちは、たぬきです。
東京工業品取引所(TOCOM)より、「プロキシミティサービスを利用する外国投資家の恒久的施設の判定について」という文書が公表されました。

端的には、外国投資家が日本にサーバーをおいて取引を行う場合、日本での課税対象となるか?ということです。これは、CXに限らず証券などにも通じ、海外投資家にとっては、日本市場への参入の是非に関わる問題です。

本題に入る前に、そういえば、コロケーションやプロキシミティについて取り上げたことがなかったような気がしますので、抑えておきたいと思います。

アルゴリズムトレード、特にHFT(High-frequency trading)と呼ばれる取引を行うトレーダーにとって、スピードは、ストラテジーの生死を分ける境目となります。
端末やサーバーといったハードの性能、回線速度やスイッチ・ルーターの処理能力といった部分は勿論重要ですが、これらをもってしても如何ともしがたいのが、サーバー間の物理的距離です。日本にあるサーバーからと同じアメリカ国内にあるサーバーからとで「ヨーイドン!」で注文を送った場合、日本のサーバーに勝ち目があるでしょうか?

取引所のサーバーのすぐ近くに自分の取引用サーバーを設置したい。この要望に応える形で始まったのが、「コロケーション」や「プロキシミティ」と呼ばれるサービスです。
前者は、取引所サーバーのあるデータセンター内にサーバーを設置できるサービスです。場所(Location)を同じくする(Co)ので、コロケーション(colocation)です。
後者は、取引所のアクセスポイント近くのベンダーが用意したデータセンターにサーバーを設置できるサービスです。アクセスポイントとは、外部からの注文が取引所へ送られる際に、必ず経由する場所です。同じデータセンターではなく、あくまで近隣(proximity)。ちなみに、データセンターから取引所サーバーへの接続は、通常のインターネットではなく、容量も大きい専用線とするのが一般的です。

単純には、コロケーションの方が物理的に近く、低遅延ということになりますが、やはり投資は費用対効果を考慮しなければなりません。
例えば、複数の取引所での取引を望む場合。アメリカの投資家が、日本のTOCOMとTSEと両方で低遅延の取引を望む場合、コロケーションならば、契約からサーバーまで、TOCOMとTSEとで2セット必要になります。場所も別々なので、現地に赴いての作業も二度手間です。しかし、TOCOMとTSE、双方と契約のあるベンダーの提供するプロキシミティサービスならば、1箇所のラックから二つの取引所へアクセスすることも可能かもしれません。

通常、海外投資家はサーバー上に自分の売買プログラムを置き、そのスタートやストップ、メンテナンス等は遠隔操作で行います。税制上は、このサーバーが、「恒久的施設」とみなされるか?が焦点となるのですが、それについては、次回お話させていただきます。

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こんにちは、たぬきです。東京工業品取引所(TOCOM)より、「プロキシミティサービスを利用する外国投資家の恒久的施設の判定について」という文書が公表されました。端的には、外国 まとめwoネタ速neo【2012/06/23 20:09】
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