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CB(curcuit breaker)制度の功罪

こんにちは、たぬきです~

連休明けの東京市場、TOCOMでは、CBの発動が煩いほどありました。特に、取引開始のタイミングや、オイル関係の銘柄では慌しい動きとなったようです。まあ、NY原油などは、連休中の下げ分が累積されていたところへ、金曜日のアメリカ雇用統計を受けての相場は、単日での下げ幅としても記録的な域でしたから、このような動きも当然と言えば当然かもしれません。
それにしても、CB(curcuit breaker)がこんなに頻繁に発動しては、取引もままなりません。今日のような事態を見るにつけ、もっと良い方法はないものかと思うのですが…

改めてCBの位置づけを確認すると、急激な変動に待ったをかけることで市場の混乱を抑制すること、一定の冷却期間をおくことで市場参加者に冷静な判断を促すものとされています。
一方、やはり問題点もあり、取引機会の損失や価格発見の遅れ以外にも、「ボラティリティ・スピルオーバー」や「磁石効果」が指摘されています。
ボラティリティ・スピルオーバー」は、CB発動後に未実現を含めたボラティリティの増分が転嫁される現象です。「磁石効果」とは、CB幅近辺で取引が活性化し、価格の上昇(下落)に拍車がかかることで、CBが発動しポジションを動かせなくなることを回避するため、間際で売り(買い)抜けようとする動きが原因です。このような行動をとるのはCB制度を熟知するプレイヤーたちで、彼らの動きを見て慌てて追随するようでは、不利を受けやすいとも言われます。

こうしてみると、正直、あまりCB制度が有効であるという印象はないかもしれませんが、では、CB制度に代えてどんなルールにするか?というと、これもまた難しい問題です。消去法的ながらも、結局CB制度しかないことは、歴史が証明しています。ニューヨーク証券取引所(NYSE)で、1987年のブラックマンデーをきっかけに導入されたのが最初と言われていますが、それから現在まで、CB幅を絶対値から変動割合にしたり、値位置によって値を変えるなどの工夫は施されましたが、基本的には同じ形で存続しているのですから。

投資家保護に繋がると盲目的に信じてよいものではありませんが、おそらく、当面なくなりもしない制度。だからこそ、我々はCB制度の限界を知って、出来るだけ不利を受けないように留意しておかねばなりません。


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こんにちは、たぬきです~連休明けの東京市場、TOCOMでは、CBの発動が煩いほどありました。特に、取引開始のタイミングや、オイル関係の銘柄では慌しい動きとなったようです。まあ、NY原油などは、連休中の下げ分が累積されていたところへ、金曜日のアメリカ雇用統計を受?... まとめwoネタ速neo【2012/05/09 01:30】
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