取引所の競争も激化

国内の取引所では来年の東京証券取引所(TSE)と大阪証券取引所(OSE)の統合、さらに商品取引所の行方がどのような形(法的)で、どのような参加手段になるのかが注目を集めているものとなり、合流に向けて、合流後の優位性を持つために各取引所が出来高を必要としている状況となっています。
しかし、米国では、新たな競争が始まりそうです。


4/13にICE(インターコンチネンタルエクスチェンジ)が米国で穀物と油糧種子の先物とオプションを上場する計画を発表しました。
ICEは現在、粗糖、コーヒー、綿花等を上場している取引所ですが、規制当局の審査後にトウモロコシ、小麦、大豆、大豆油、大豆ミールの先物、オプションを上場予定としており、これらの銘柄を5/14から取引開始とする予定としています。

今回ICEが上場する予定の銘柄は、米国市場で圧倒的なシェアを占めているCMEグループのCBOTが取り扱っているものです。
ICEとCMEは現在エネルギー銘柄でも競合しており、今回で農産物(穀物)銘柄でも競合することとなります。

この競合により、参加者としては、ボリュームが分散する可能性はあるものの、利用料の低下等のサービス向上の他、市場間のArbitrage等の取引方法の拡充等大きなメリットも出てくる可能性があります。
日本ではワンストップで出来ることが大きなメリットとして強調されていますが、すでにワンストップで取引可能な米国市場では次の段階である取引所間の競合というところまで進んでいます。

今回の国内取引所の統合もこれらを踏まえてさらに次の段階を見据えたものとしない限り、参加者にとって大きなメリットをもたらすものでは無くなってしまうかもしれません。

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