HFT、PTSの有用性

世界の証券取引では、取引所で行われている取引は米国で全体の約3割、欧州でも約5割ともいわれるほど、PTSやダークプール等の取引所外取引が盛んに行われています。
この取引所外取引はいわゆる一般投資家が参加するに当たっては非常にハードルの高い取引となっていることやそこからおきる価格形成の不透明さ、取引所価格への影響などで不公平な取引とも言われています。

また、HTFも近年取引量の全体に占める割合を増加させていますが、一般投資家が利用するには費用面、技術面等において非常にハードルが高く、且つ、取引所へのコネクトが圧倒的に高速であることからこちらも不公平な取引方法と言われています。

では、このHFTや取引所外取引は一般投資家にとって全く利益の無いものなのでしょうか。

一般的にHFTはArbitrageやMarket Makeといった手法が取られていることから、市場間や売買スプレッドを縮小させる傾向があり、また、市場に流動性を供給すると言われています。その為、HFTが盛んな銘柄や取引所ではスプレッドが小さくなるため、取引コストが低くなる傾向にあります。

さらに、PTSやダークプールの存在により、こちらでも価格形成機能があるため、まれに発生する取引所のシステム障害でも価格形成が行え、また、Arbitrageによりスプレッドの低下となります。

これらを踏まえてると同様の手法をとった場合には当然早いHFTや様々な取引機会のある取引所外取引が利用できることが有利にはなりますが、同様の手法ではない場合(例えば取引期間の違い等)はコスト低下となる恩恵を受けることとなるのではないでしょうか。

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