自己勘定取引規制議論の活発化

今の金融業界での最も大きな話題といえば、JPモルガンのイクシル氏ではないでしょうか。

話題となっている原因といえば、ご存知の方も多いかと思いますが、氏が持っている非常に大きなポジションです。
イクシル氏が保有しているものは、最近欧州問題で話題となったクレジットデリバティブスワップ(CDS)及びCDSに関連銘柄で推定1000億ドルのポジションを積み上げた可能性があるといわれています。CDS市場は現在10兆ドルの市場規模があるとされていますが、報道では氏のポジション若しくはトレードによってCDSの価格が歪められている可能性があるとしています。

これらを訴えているのが売買の反対側となったトレーダーのため、真偽の程は定かでは有りませんが、今のところJPモルガン及び当人からは回答がありません。

ただ、イクシル氏が行なっているとされているトレードにより、起こっていることとしては、今年7月より適用となる予定のボルカールールについての議論が活発となったことです。
ボルカールールについての詳細は以前にご紹介したものとなりますが、概要としては銀行のリスクテイクを抑制する法案となり、自己勘定取引を規制するものです。

イクシル氏は顧客に代わって取引をするトレーダーでは無く、主な業務はリスクヘッジと余剰資金の運用のため、自己資金の運用つまり自己勘定取引と捉えられないこともないため、一部の米議員からはボルガールールの早期実施や推進派の事例として取り上げられる可能性の高い取引と言われています。

ボルカールールについては決定はされているものの金融市場特に国債市場に対し、悪影響を及ぼす可能性があると様々なところから指摘がされているだけに推進派を勢いづける行動となっています。

世界一の投資銀行とも言われるJPモルガンですが、どのような結末となるのでしょうか。また、真偽の程はいかがでしょうか。

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