TOCOM システムは継続使用へ

こんにちは、たぬきです~

昨年末からの懸案事項に答えが出たようです。

東工取(TOCOM)が、2014年春に使用期限を迎える現在の取引システムについて、使用の"継続"で方針を固めたと報じられました。

この問題は、当ブログでも取り上げてまいりました通り、当初、大証(OSE)との共同利用の方向で話が進んでいました。しかし、大証(OSE)は東証(TSE)との経営統合を発表、デリバティブ分野において大証のシステムが存続されるかが不透明になってしまいました。更新期限は2014年とはいうものの、開発、試用期間を勘案すれば、2年は余裕が欲しいところ。TOCOMは遅くとも今年度中の結論を迫られていたのです。

独自開発・海外取引所とのシステム共同利用…などが選択肢に上がる中、選んだ継続利用の道。導入以来、数度の重篤なトラブルを起こし、取引停止の事態に陥ったことをTOCOMが忘れたはずはないのですが…

消極的にみれば、ない袖は振れない…
現行システムの導入から5年間のコストは、約100億円といわれます。同期間のTOCOM収支は年間ベースで赤字続き。資産を減らず一方の状況で、大掛かりな投資などできるはずもありません。また、商品取引業者の方も、OMXシステム導入に当たり行った数千万円からの投資分を回収できたかは疑問です。その上で乗換えを行い、さらなる負担を強いれば、脱落する会社も出てくるでしょう。あるいはその前に、TOCOMの株主でもある彼らが、TOCOM解散を言い出さないとも限りません。

しかし、好意的にみれば、今後のOSEとのシステム統合の可能性を残した、という解釈が出来ます。
OSEとの話は決裂したわけではありませんし、今後日本製総合取引所という構想が進んでいけば、遠からぬ未来にTOCOMも、というのが定向進化でしょう。現行システムに問題はあるものの、"つなぎ"と割り切って維持しておけば、TSEとOSEの間でデリバティブ部門についてはOMX系を利用することが決まりさえすれば、商品取引業者の負担も小さく参入はスムーズです。

我々ブローカーとしても、やはり、日経先物トレーダーの方々など新しい層が広がることは、切実な願いです。
TOCOMには勝算があって、敢えて継続を選んだ。大証との共同利用に向け、水面下での動きは続いている!
と信じたいところです。

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