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CFTC、「ボルカー・ルール」承認

こんにちは。たぬきです~

11日、「ボルカー・ルール」を米商品先物取引委員会(CFTC)が認めたとの報道がありました。
CFTCの承認により関係当局の手続きがすべて終了し、60日間の意見募集期間に入ります。

ボルカー・ルールとは、金融規制改革法(ドッド・フランク法)の一部で、その通称の通り、元FRB議長でオバマ大統領の経済顧問を務めるポール・ボルカー氏の提言によるものです。"銀行は特別な存在である"という氏の現役時代からの主張を映しています。

具体的には、
・連邦預金保険やFRBの窓口貸し出しを利用できる銀行による、ヘッジや値付け目的以外の「自己勘定取引」を制限する
・連邦預金保険やFRBの窓口貸し出しを利用できる銀行による、未公開株やヘッジファンドへの投資を制限する
ことを定め、客の預金を通じて資金調達を行う銀行に過度なリスクをとることを禁じる意味合いがあります。

規制案の発端は、サブプライム問題に遡ります。
2001年から2006年頃、住宅価格高騰を背景に、住宅を担保とする融資が流行しました。融資対象は、本来不適格とされる"サブプライム"層にまで及んだものの、その後の住宅価格の急落により担保能力が低下。新たな借り換えや資金繰りが難しくなり、弁済金の滞納が多発しました。
問題は、これらサブプライム層のローンが証券化され、金融商品として世界中で売買されていたことです。サブプライムローンが組み込まれた金融商品は価値を失い、世界的な信用収縮、金融不安を招きました。

銀行による過度な自己投資の失敗が多額の損失を生んだから、という理由の他にも、ボルカー・ルールの解釈には諸説あります。
一つの見方としては、サブプライム問題の原因と指摘されるのが杜撰なローン審査であること。銀行が投資に走り、本来の業務をおろそかにした、という反省に基づきます。それから、流動性低下を招いたとされる、ローンを証券化、レポ取引によって現金を調達するという不安定な資金繰りをやめさせる目的がある、という解釈もできます。
また、見方を変えれば…。
サブプライム問題に大きく関わったとされる主要な投資銀行は、今や商業銀行へと業態変えをしています。顧客からの預金という資金調達先と、いざというときのFRBの救済を確保し、投資活動を続ける…うまく法を利用したかに見える彼らですが、本業である投資活動が抑制されれば、受ける打撃は計りしれないものがあります。ボルカー・ルールの本当の標的は、彼らなのかもしれません。

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