こんにちは。たぬきです~
予告通り、アルゴトレードシステムの構築手段についてです。
プロのトレーダーの方では、C++などの言語を使いこなす方も珍しくはありません。元はシステム開発が本業であり、トレードシステムの開発に携わるうちに相場に興味を持った、という方もいらっしゃるほどです。
そのくらいの腕があれば、自分の思いのまま、システムを作り上げることも難しくはないかもしれませんが、何も、プログラミングの技能は、アルゴトレードを行う上での必須条件ではありません。
前回触れた、既製品などではなく、ごく簡単な作業で、自分の考案したストラテジーを形にすることができる、パッケージ製品があるのです。
X_TRADER(R)では、Autotrader(R)という機能があります。
名前の通り、自動で取引できるツールですが、エントリーの条件付けから、指値の計算、利食い損切りルールまで、自分の思う通りに決められます。
例えば、「約定後、決済の注文を○ティック離れた価格で発注する」というルール付けをするために、何行かに渡るプログラムを書くのが前者とすれば、Autotrader(R)ならば、必要箇所へ、○ティックの○の数字を入力するだけで済みます。
もちろん、単なる数字入力以上の表現にも対応しています。
「上昇局面で追随買い」を例に挙げると、
まず、上昇下降の判断は、Net Changeがプラスかマイナスかで判断できます。この程度の数値はすでに計算式が入っていますが、データの引用もできますので、より複雑な計算をさせることも可能です。
上昇局面「ならば」というのはExcelの関数で指示します。
そう、Excelを使うことさえできれば、十分に使いこなすことができるのです。
X_TRADER(R)ではAPIライブラリも搭載していますので、今後プログラミング技能を高めていこうとお考えの方でも、そのときの段階に応じた使い方が可能です。
また、もっとわかり易く、楽しみながらプログラミングと同じ効果を得られる機能の噂も伝わっているのですが…お披露目できるのは、もう少し先になりそうです。
