前回に引き続き、X_Traderの機能をご紹介致します。
X_Traderの特徴としては、発注(フロント)系システムに特化しており、様々な発注画面があります。
前回ご紹介したMD Traderもそのひとつですが、今回は「Market Window」をご紹介します。

上の図はMarket Windowです。
Market Windowは発注画面(Order Pane)と銘柄情報(Market Grid)で構成されています。
発注画面(Order Pane)はMarket Windowの上部に表示され、ここから発注できます。
画面には価格、枚数、顧客、注文タイプ欄が表示されています。
銘柄情報(Market Grid)はMarket Windowの下部に表示され、このグリッドを使って、各銘柄の直近気配値、気配値に対する枚数、注文枚数、直近約定値、直近約定枚数、出来高、前日比、騰落率の情報が表示され、リアルタイムで複数の銘柄が御覧いただけます。
Market Windowの主な機能は
・発注画面(Order Grid)からワンクリックで発注が出来ます。
・タブを利用し、複数のマーケットを表示できます。
・列及び板情報にスプレッドのインプライド情報を含めることが出来ます。
多くの銘柄を取引をされる場合には、基本的に全銘柄の情報を監視する必要がありますが、表示させるためには、それだけの画面が必要となります。Market Windowを利用すれば、最低限ではありますが各銘柄の情報が一覧で表示できますので、画面を有効活用することが出来るため、より多くのミスプライシングの発見等多くのチャンスを見つけることができます。
次回は発注画面(Order Pane)の各項目についてご紹介します。
