プライシング・モデルの運用


以前にプライシング・モデルについて触れさせて頂きました。
 ※プライシングモデルとは価格決定方法のことです。詳しくはこちら

また、このプライシングモデルをもとにした相対的トレーディングというミスプライシングからフェアバリューまで値鞘を狙う手法などもご紹介しました。
では、一度プライシングモデルの開発をしてしまえば、その後は、安定して収益を得られるのでしょうか。

答えとしてはかなり難しいということになります。
コモディティのプライシングモデルとして、構造モデル、誘導モデルと2つのモデルをご紹介しましたが、いずれもがその市場環境が大きな影響を与えることとなります。

しかし、市場環境が変わらないと言うことはありません。
例えば、証券ではTSE、OSEがともにシステムを変更し、注文量の大半がHFT(High Frequency Trading)となり、注文自体の小口化、注文量の急増を招きました。
また、コモディティでは、国内市場は5年前に比べ、急激に出来高が減少しており、その為に、注文量の減少等が起きています。
さらに証券、コモディティともに取引時間の拡大となり、海外と同じ時間で取引できるようになったことが影響してか東京時間でのボラティリティーの低下も起きています。

このように今のマーケットは日進月歩ともいえる変化をしており、プライシングモデルは時間と共に、市場変化やモデルの陳腐化、さらにはそのモデルの欠点の顕在化等劣化していきます。

その為、プライシングモデルは開発して終了ではなく、その後も長期に渡り利用するために改良を行なっていくことが必要となり、また、危険信号を発せられる監視も重要となるのでは無いでしょうか。

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