先物の資産評価

こんにちは。たぬきです~

前回、ヘッジャーとスペキュレーター間で間接的に授受されている(であろう)リスクプレミアム
について触れましたが、別の視点から考えてみましょう。
CAPM(キャップエム)という、分散投資を前提とした市場についての資本資産評価モデルによると、

資産の収益率 = リスクフリーレート + β X 市場リスクプレミアム

の関係が成り立っています。

市場リスクプレミアムをさらに分解すると、

市場リスクプレミアム=市場ポートフォリオの期待収益率-リスクフリーレート

となっています。

リスクフリーレートとは、預金や国債などで確保できる利率です。株式やコモディティに
投資するならば、さすがに、この水準は確保出来なければ意味がありませんものね。いわば、
これがお台で、これにさらにどれだけ上積みするか、という話で、それが、β により決まる、
という構図です。

βは、収益率を求めようとしている資産の、市場ポートフォリオと比べてのリスクの大きさ、
あるいは感度と表現されるものを表すパラメーターです。
統計用語で言えば資産と市場ポートフォリオの共分散を市場ポートフォリオの分散で割って
算出出来ます。
細かいことはさておき、このβが大きいとき、つまり市場のポーフォリオのリスクより、その
資産のリスクが高いときには、期待される収益率が向上することがわかります。
つまり、
β>0の時、先物価格は上昇
β=0の時、先物価格は変わらず
β<0の時、先物価格は下落
ということが言えます。

また、各項の中身を追ってきましたが、資産の収益率に関わる式であるのに、個々の銘柄に
関する情報がどこにも含まれていないことに驚かされます。
適切なポートフォリオでは、銘柄個別のリスクの影響を排除できるということなんですね。


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