ヘッジとスペキュレーション

こんにちは、たぬきです~

フォワード取引や先物取引が発生した起源を遡ると、アントワープの船の積荷然り、堂島の
コメ相場然り、リスク転嫁の概念の存在に気づかされます。

先物を語る上では避けて通ることの出来ない"ヘッジ"ですが、投資家であるスペキュレーター
とはどのような関係性をもっているのでしょうか?

半年後に帰港予定の貿易船が持ち帰る胡椒の値段。価格下落が心配な船主と、出来るだけ
安く船主から胡椒を買い取りたい商人。米手形を握り締め、値段変動が気になる大阪の
商人。ヘッジといっても、ものの値段が下がると困る販売する側=売りヘッジと、
上がると困る購入する側=買いヘッジとがありますが、一般に、両者のバランスは均衡
しません。

なぜならば、買いヘッジ側は、比較的柔軟なヘッジを行うケースがあるからです。
例えば、加工業者。原料調達価格が上がってしまった場合、その分を製品の販売価格へ
上乗せすれば、予めヘッジしておかなくとも、収益を確保できます。
よりヘッジが重視される売り側と、軽めのヘッッジでも十分な買い側とで不均衡が起き、
この不均衡こそが、スペキュレーターの参入する隙間となるのです。

隙間といっても、足りない買い分をただ盲目的に買い埋めるわけではありません。
スペキュレーターの目的は、利益享受にあるわけですから、現在の先物価格が、将来より
高いと思うときにだけ売り、安いと思うときにだけ買おうとします。つまり、両者の売り
買いの注文が対当するのは、スペキュレーターが、現在の先物価格が将来より安いと思う
ときです。

と考えると、CX市場の中では、ヘッジャーからスペキュレーターに対し、約定価格に内包
する形ですでにリスク引き受けの報酬が支払われていることになりますね。
もちろん、上記は将来の価格がわかっている場合でなので報酬は正の数になりますが、
実際はわかりませんし、参加者の関係もはるかに複雑です。しかし、少なくとも、
スペキュレーション自体が、理に適った行動であることの証明にはなるのではないで
しょうか?。


いよいよ明日です↓↓
ブースにてお待ちしております♪

Photo_2


にほんブログ村 先物取引ブログへ

18 : 07 : 41 | Commodity | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
<<先物の資産評価 | ホーム | X_TraderのNEWS Releases>>
コメント
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
by: * 2011/11/26 00:39 * [ 編集] | page top↑

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://ateye.blog52.fc2.com/tb.php/253-a62725b6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |

プロフィール

M.J.

Author:M.J.
岡安商事株式会社
マーケティング部
「Net Trade Pro」 の方を対象に
新規口座の案内、サポートを
行うために開設された部署です。

プロトレーダーやシステム
トレードに関するお問い合わせはこちら
こちらまで
traders@okayasu-shoji.co.jp

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

はじめに (2)
X-TRADER (125)
Market Explorer (1)
Order Book (1)
Commodity (38)
TT Demo (3)
TraderWorkStation (3)
Market Window (1)
Tokyo Commodity Exchange (70)
Tokyo Financial Exchange (8)
Tokyo Grain Exchange (6)
Fill Window (1)
Trade Book (1)
Algorithmic trading (19)
Proprietary Trading Firm (1)
Strategy (20)
Asahitrust (20)
Audit Trail (1)
Customer List (1)
Tokyo Stock Exchange (4)
Autospreader (2)
Bond (2)
Nikkei 225 (1)
Theory (18)
Order (1)
Foreign Exchange (47)
Derivatives (66)
etc (344)
Broker (3)
終わりに (1)
ADL (7)
経済指標 (5)
取引所スケジュール (7)
New TOCOM (8)

リンク(順不同)

必ずお読み下さい

ランキング

人気ブログランキングへ にほんブログ村 先物取引ブログへ 商品先物取引ポータルへ 商品先物ブログ・RSSナビはウェブコモ マネポケ金融投資ブログランキング 商品先物ランキング

フリーエリア

Google Page Rank Checker

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

最新記事