コモディティのプライシングモデル


コモディティ(commodity)のプライシングモデル(pricing model)には大きく分けて2つのモデルがあります。
※プライシングとは価格決定のことで、モデルとはその方法のことなので、プライシングモデルとは価格決定方法となります。

1つめは需給関係から算出するモデルで構造モデルといいます。
これは、需要関数と供給関数をそれぞれ設定し、両者が均衡する条件から内生的に均衡価格を算出します。
特徴としては価格形成のメカニズムを定性的に考察することは出来ますが、複雑な変動である市場価格を正確に再現することが出来ない場合があります。

もう1つは誘導モデルといいます。
これは、価格形成に影響を与える様々な要因を外生的な確率過程とし、それらの要因が相互に関係をもちながら変動していく過程で、無裁定条件を満たしつつ価格を算出していきます。
特徴としては確率過程を的確に利用することで市場価格の動きを定量的に再現することは出来ますが、各種変動要因によって引き起こされるメカニズムによる分析には限界があります。


プライシングモデルを利用し、市場における理論価格の算出が正確にできるのであれば、市場参加者による瞬間的なブレを狙ったトレーディング、つまり、乖離から理論価格への回帰を狙ったトレーディングも十分な妙味がありそうな気がします。
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