こんにちは、湘南烏帽子岩です。
本日はECBの金利発表はありませんが、英中銀金利政策の発表がありますね。先月はスイス、カナダ、インド、ロシア、トルコ、デンマークが政策金利を引き下げ、今週3日に発表された豪中銀政策金利では事前の市場予想に反して0.25%の金利引き下げとなり、世界的な通貨安競争が再燃しそうな雰囲気ではありますが、英国の参戦があるのか注目したいところです。
さて、鉄鉱石や穀物などを運ぶ貨物の総合的な値動きを示すバルチック海運指数の下落に歯止めがかからず、今月2日には1986年以来の低水準まで落ち込んだそうです。

海運指数は物流の停滞にも下落影響を受けることから、海運指数の下落は世界経済がデフレ傾向であることを示すことがあるそうです。
先月に利下げを発表した各国の中央銀行がコメントを述べた中で、共通して「物価の安定」を望む声があり、今後物価の下落が続くようであれば更なる追加緩和を行う用意もあるという姿勢の示した国もありますが、2008年のような出来事は起こらないでほしいものです。
