美人投票だけで終わらないマーケット

こんにちは、たぬきです~

突然ですが、手土産に洒落たケーキなぞもっていきたい時など、たぬきはよくグルメサイトの口コミ欄をチェックします。

大勢の人が、「お土産に良いと思います」と考えているものを選ぶのですが、正直、自分では「?」という結果になることの方が多いです。
もしかしたら、「お土産に良いと思います」という口コミを投稿した方も、自分で食べるには「?」と思っているかもしれません。同じメンバー、同じ商品に限定して、「自分が美味しいと思う」商品と「お土産にお奨め」の商品とでランク付けをした場合、両者の結果は異なることでしょう。
なぜなら、相手の好き嫌いに合わせられる場合を除いて、多くの人に配ったり、好みを知らない人に持っていくことの多いお土産を選ぶ判断基準は、自分が好きか?どうかより、"皆が好きと思うか?"が重要な要素となるからです。

前置きが長くなりましたが、相場の世界でも、同じことが言えます。
いくら自分が、強い、上がると考えている銘柄でも、周囲が同様に買わなければ、上げ相場は望むべくもありません。これを「美人投票」で説明したのが、かの有名なケインズです。

ケインズの「美人投票」理論とは、株式相場の動きを、新聞社が主催する、読者の応募による美人投票に例えたものです。ミソは、No.1となった女性に投票した人は、賞品がもらえる、という点。
すると、投票者は、商品欲しさに、自分の好みの女性を選ぶより、1位になるであろう女性に投票することになります。
誰が1位になるかを予測するとき、他の人の好みを考えても意味がありません。なぜなら、すでに自分は自分の好みとは離れた判断基準で選んでいるではありませんか!他の投票者だって、自分の好みで投票はしないでしょう。
つまり、他の投票者が、誰を1位と予測するか?を予測して投票することになるのです。

他人の予測の予測というちょっと複雑な話なので、例をいくつか出してみました。
ちなみに、自分の好みを1次元と考えると、他人の予測が二次元、他人の予測の予測は三次元の思考となるそうです。

ただし、実態を伴わない集団の意思が形成する相場は突然崩壊します。そして、その崩壊が近年は頻繁に起きていることも、我々は経験から知っています。
撤退は、皆と一緒では手遅れです。
平均的意見に上手く乗る柔軟性と、撤退のタイミングでは出し抜く器用さ。ケインズが昨今のマーケットを見たとしたら、一体何に例えてくれるでしょうか?

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