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ICEはBitcoin取引所?交換所?

お疲れ様です。たぬきです~

いわゆる「コインハイブ事件」について、東京高裁が、横浜地裁の一審無罪判決を破棄、罰金10万円の有罪判決を下したことが伝わっておりますが…
先日CMEのBitcoinについてご紹介しました際、ICEについて触れておりませんでしたので追記です。

ICEでは、3つのBitcoin商品が上場されています。
まず、ICE USにBakkt Bitcoin(USD) Daily Futures<BTC>とBakkt Bitcoin(USD) Monthly Futures<BTM>とが上場されています。
「Bakkt」というのは、ICE傘下の暗号資産の取引所です。
そう、ICE USのこれら2商品は、このBakktという取引所で受け渡しができるのです。暗号資産の世界では、「交換」というのでしたか…要は実物のやりとりです。

ただ、この仕組み、ブローカーにとってはなかなかに難しいところがありまして。
といいますのも、通常の商品の受け渡しを行う場合というのは、受け側ならお金、渡し側なら現物を、ブローカーを通じて取引所へ渡すところ、このBitcoinについては、エンドユーザーが自らBakktに口座を作り、ウェブウォレットで入金(入コイン?)します。
ブローカー側が自社顧客の預託状況についてBakktに確認することはできるようですが、Bakktの預託状況と発注系システムとをリアルタイムで連携させない限り、どうやって発注制御をかけるべきなのか??? たぬきには思い至りませんでした。
また、日本の法律では、暗号資産の交換は金商業の範囲を超えます。取引所の意向もあって、日本市場への開放は限定的なのだそうです。

もう一つ、ICE Singaporeに Bakkt Bitcoin(USD)Cash Settled Monthly Futures <BMC> があります。
これは、CMEのBitcoin先物同様Bitcoinの派生商品で、差金決済のみとなります。
細かくは、CMEのBitcoinである<BTC>が指標とするのが Bitstamp、Coinbase、Gemini、itBit、Krakenといった主要取引所の価格を基に算出するCME CF Bitcoin Reference Rate(BRR)であるのに対し、ICEはICE USに上場されているBTMです。
取引単位がCMEの5Bitcoinに対し1Bitcoinというのは、0.001Bitcoin~と、小口が主流な日本においては親和性が高いかもしれません。

そうそう、このブログではすでに「暗号資産」という言い方をしていますが、従来の「仮想通貨」から「暗号資産」という呼称の変更を含む改正資金決済法の施行予定は今年の春です。「金融商品取引法」等も併せて改正され、暗号資産取引の取扱いに係る業者の資格や必要な業務体制、勧誘ルール等が明確になります。このあたりのことも、追々紹介していけたらと思っております。


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公設取引所の暗号資産(仮想通貨)?!

お疲れ様です。たぬきです~
気が付けば金曜日。一週間ぶりの更新です。
年始に立てた更新頻度の目標から早くも脱落しそうですが、なんとか頑張ってまいりたいと思います。

さて2020年、今年は日本でも6月までに改正資金決済法、改正金融商品取引法の施行が予定されており、暗号資産(仮想通貨)にとって節目の年となる予感がありますが、米国の取引所でも動きがありました。

2020年1月13日、CMEグループが、Bitcoinオプション取引を上場しました。
2017年12月に上場されたBitcoin先物を原資とするオプションで、投資家のポジションに対するヘッジ手段となります。

ところで、暗号資産の世界では「取引所」という言葉は、各ブローカーの私設取引所を指すことが多いですが、この話はCMEグループ。そう、ニューヨークWTI原油のNYMEX、金はじめメタルのCOMEX、シカゴ穀物のCBOTら、数々の歴史ある公設取引所を傘下に置く、あの、CMEなのです! Bitcoinを扱っていること、ご存知でしたか?

暗号資産というとこれまで事故が付きものであったのですが、その点、CMEのシステムの堅牢性は言うまでもなく。何と言っても、Globexこと電子取引の始祖ですから。
それにBitcoinと言っても、厳密にはCMEが算出する指数であるCME CF Bitcoin Reference Rate (BRR)の取引となり、すべて現金決済。キャッシュ(仮想なのでこの表現が適切なのかわかりませんが)のやり取りも、取引所において保管することもないため、
流出そのものが起こりえない商品設計というわけです。

価格がドル建てであること、最低取引単位が5Bitcoinと大きいことから、どなた様にでもというわけにはいきませんが、我々でもご提供できるようにしたいなぁと思っているところです。

情報がありましたら、当ブログでもご紹介してまいりたいと考えております。

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