2017年度の取引高


皆さん今日もお疲れ様です。
ぴよ。です。

大阪取引所の2017年度取引高が、前年比15%増の3億5359万単位と過去3番目の高水準であったことがJPXより発表がありました。
5年連続の3億単位超えと好調で、3月度は過去最高の4212万単位を記録したそうです。
日経平均も13年ぶりに期末が陽線を記録するなど株式全体の好調がうかがえます。

かたやTOCOMはというと、2017年度出来高が2537万枚と昨年比4万枚増とほぼ横ばいの数字でした。

しかし、2017年に上場したプラチナスポットが約240万枚、石油スポット市場が約4万枚ということを考えると微増というよりも大幅減といっても良いのではないでしょうか。

金市場(標準・ミニ・限日)が約85万枚減、石油系市場が約54万枚減、ゴム・農産物市場が約78万枚減と、金を始めとする主力商品のボラティリティの低さに影響を受けた感じがいたします。

11日には取引拡大の一手として、北米の原油ブローカー"ネットエナジー"と提携が発表されました。
仲介を引き受けることで、北米の実需者のヘッジ需要を取り込み、なんとかテコ入れをしようといったところでしょう。
ただ、これは立会外取引で引き受ける玉ということになりますので、ザラバの流動性や立会の売買高が上向きになるわけではありません。

限日商品のプロモーションは、確かに金額ベースで標準・ミニ商品の減少以上に増えていますので、ある程度活性化に役立っているのだと思います。
とはいえ全体が落ち込んでしまっては意味がありません。

今年も新商品の上場が控えておりますが、今度こそそれらをきっかけにシナジーが生まれることを期待したいですね。


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TOCOM中期経営計画

皆さん今日もお疲れ様です。
ぴよ。です。

TOCOMの2018年から2020年までの中期経営計画を公表されました。
詳しくはTOCOMのHPでもご覧頂くことができますが、簡単に紹介致します。

・取引高増加による業績回復
・抜本的なコスト削減
・総合コモディティ市場の整備

この3点を経営目標として掲げ、最重要施策として、

1、個人投資家の参入促進
2、海外マーケティングの強化
3、電力先物の円滑な開始
4、次期システム更改に向けた検討の開始

こちらの4点を挙げております。

昨年以上に個人投資家向けの広報活動の強化や金商業者への働きかけ等を行うそうですので、そちらは期待したいなぁと思っております。
電力やTSR20の上場といった新市場の活性化も必要かと思いますが、今ある市場が小さくなっては仕方がないので、取引所としてできる最善を尽くしてもらいたいですね。

また、休日立会の実施に向けた検討がなされるそうです。
昨年と違う点としては"祝日立会"の記載が"休日立会"となっておりました。
さすがに土日祝24時間365日体制ではなく、あくまで"祝日立会"であると思いますが…

それはさておき、かねてより日本の祝日、特に連休時は海外市場の動きに翻弄されるリスクが存在しております。
ご承知の通り、現状TOCOMは祝日は全面休場です。
CME等海外においても全面休場の場合もございますが、短縮取引や通常通りのケースを組み合わせながら市場が開かれています。

祝日の立会に関しては、皆様それぞれのお考えもあるかと思います。確かに平時よりも薄商いになりますし、リスクを大きく抱えた状態で連休を迎えることはなかなかしないでしょう。

それでもニーズはあるでしょうし、不意の動きへの対応も市場が開いていればこそだと思います。
海外玉や個人投資家の導入を目指す上では必要な部分かもしれません。

しかしながら、前回の夜間立会の延長を含めた変更は果たして取引量への効果はあったのでしょうか。いつでもマーケットが開いている利便性や安心感よりも、商品先物市場へのイメージ・取引のしやすい環境整備を取引所には期待したいと思います。

変更などがある際は、こちらのブログでもご報告させていただきますのでよろしくお願い致します。

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TOCOM、第2の天然ゴム市場上場へ

皆さん今日もお疲れ様です。
ぴよ。です。

TOCOMが2つめの天然ゴム市場として、2018年度中のTSR先物の新規上場を目指すことになったようです。
現在、東京ゴム市場としてRSS3号の現物先物取引が行われておりますが、TSRの需要増などから、流動性低下により休止した過去を持つTSR市場の上場を目指すとのこと。
以前はRSSの流動性が分散する懸念から見送りもありましたが、どうなるのでしょうか。

ゴムを上場している主な市場として挙げられるのがSHFE(中国)、TOCOM(日本)、SGX(シンガポール)の3市場かと思います。
また、SGXにおいてはRSS3号・TSR20と2市場存在してはおりますが、売買高から見るとSGXのゴムといえばTSR20といって過言ではないでしょう。

3市場の商品設計の違いを簡単にまとめますと、

・標準品
SHFE …国内産天然ゴム(SCR-WF)、輸入RSS3号
TOCOM … RSS3号
SGX … TSR20とRSS3号の2市場

・取引単位(呼び値)
SHFE … 10トン(トン当たり5元刻み)
TOCOM … 5トン(キロ当たり0.1銭)
SGX … 2市場ともに 5トン(キロ当たり0.1US cent)

TOCOMとSGXにおいては売買高もほぼ同等となっております。
また、SGXは期近がアクティブではありますが、先の限月も比較的万遍なくできているのが特徴ではないでしょうか。

近年は、商品ファンドやデイトレーダーの参入が多い上海ゴム相場の動きが、現物相場や上海に比べ当業者ヘッジ玉の多い他市場に影響を与えることも多いですが、RSSとTSRの製品特性からみても商品間のアービトラージがTOCOMで行えるようになること自体は楽しみな面があると思います。
ただ、新商品投入によるTOCOMのラインナップは更に充実するかとは思いますが、流動性がどれだけ確保できるのか、が大切でしょう。

来年には電力市場の上場も控えており、商品のラインナップだけでなく変化する事もあるかもしれませんので、情報が入り次第皆様にお伝えしていければと思っております。


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2018年9月、電力先物市場上場へ

皆さん今日もお疲れ様です。
ぴよ。です。

遂に電力先物の上場が固まってきたようですね。
TOCOMは既存の取引システムを利用し、2018年9月18日か25日を目途に開始予定だそうです。
かねてより総合エネルギー市場の創設を目指していたTOCOMは、この電力先物市場の上場の後に「LNG市場」「石炭市場」の上場するために関係各所へ商品設計の準備を進めているとのことです。

電力先物市場創設にあたっては、

①既存電力会社の燃料輸入に対してのヘッジによる価格安定化
②電力小売り自由化に伴う新規電力事業者の電力現物市場に対するリスクヘッジ

この2点が主な理由として挙げられるかと思います。

これに加えて、現状TOCOMの主力である「金」「原油」の伸び悩みの打開策として、新たな参加者を引き込める可能性のある商品の上場を待ち望んでいたからでしょう。

さて、現在判明している電力先物市場の概要をまとめてみます。

・タイプの違う4市場(いずれも1ヶ月分の電力を売買)
①東日本 ベースロード型
 東日本における、1ヶ月まるごとの電力の平均価格

②東日本 日中ロード型
 東日本における、1ヶ月の内"平日8時から20時"までの電力の平均価格

③西日本 ベースロード型
 西日本における、1ヶ月まるごとの電力の平均価格

④西日本 日中ロード型
 西日本における、1ヶ月の内"平日8時から20時"までの電力の平均価格

・1ヶ月単位、最長15ヶ月先まで取引可能

・最終決済価格はJPEX(日本卸電力取引所)の月間平均価格を活用

以上となります。
ほぼ当初の計画通りといったところですね。

LNGと電力、石炭と電力、こういったスプレッド取引が可能となる日がようやく1歩進んだ気がします。


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18 : 13 : 36 | Tokyo Commodity Exchange | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

TOCOMでリアルトレードのコンテストが開催されます

今日もトレードお疲れ様です。たぬきです~ 
TOCOMにおいて、「TOCOMリアルトレードコンテスト」が開催されます。"リアル"ですので、実際にTOCOMで取引した結果で競うわけです。
たぬきも業界に入って10年以上になりますが、東京工業品取引所だった頃を含め、TOCOMがこのような実弾でのコンテストを催したという記憶はちょっとありません。上位10名が表彰されるとのことですが、正直、入賞する方々がどのくらいのパフォーマンスを
挙げておられるのか、には興味があります。

参加要件は「委託者」とありますので、自己売買となる企業トレーダーの方はエントリーできません。しかし、セミプロ、自動売買はOKです。

TOCOM上場全商品の、2017年6月19日~2017年8月31日計算区域、すなわち、6月16日 16:30(夜間取引)~8月31日 15:15(日中取引)までの取引について
集計されます。

16日16:30というと、もう始まってますが(汗)、エントリーはTOCOMのホームページから行うことができますし、参加申し込みは7月31日まで受け付けられており、あくまで、コンテスト開始時の資金額(下限100万円)からどれだけ資金を増やしたか?ですので、
不利を被ることはありません。

そうそう、評価方法は重要なので、詳しく記しておきましょう。
基本は、以下の式で求める利益率で争われます。
 ( コンテスト終了時の資金額/コンテスト開始時の資金額 )×100
ここでいう「資金」には、現金で預託している証拠金だけでなく、充用有価証券、そして、値洗い損益も含まれます。
だから、スタート時点で持っていた、既に利の乗ったポジションをコンテスト終了時まで持ち続けるなら、終了時の含み益と、スタート時の含み益との差が、コンテスト期間中の利益に算入されます。

そして当たり前ですが、コンテスト期間に行った入金や出金の影響は除かれます。
入金によってコンテスト終了時の資金額を何十億円に引き上げても、入金に依る分は減算されますので意味がありません。

あとは、手数料でしょうか。TOCOMの紹介ページで「手数料を含めて計算を行います。」というどっちともとれる言い方になっておりましたので確認したところ、コンテスト期間中に発生した手数料及び消費税は、利益から差っ引かれる、ということでした。
手数料の額や徴収時期(決済時往復/発生主義)は業者によって異なるので、この点はちょっと意外でした。

なお、利益の集計は、商品取引業者が行い、TOCOMへ申告することになっています。よってコンテストに参加するには、コンテストへの協力を表明している商品取引業者で取引する必要があります。
もちろん我々も参加企業ですので、本コンテストにご関心をお持ちのトレーダー様は、是非ご相談くださいね~。


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Bait機能提供停止について

今日もトレードお疲れ様です。たぬきです~ 
大変ご無沙汰しております(汗)

久しぶりとなる更新で、非常に残念なお知らせになってしまいますが、TOCOMから、SCO注文にかかるBait機能提供の停止が通達されました。
今月4月24日(月)の日中立会から停止となり、再開の見込みはないとのことです。

Baitオーダーとは、SCO同士のマッチングに加え、SCOと原市場のアウトライトの注文とを対当させるもので、SCOの指値に応じた注文を原市場に置くインプライドアウトと原市場の気配の価格差を基に合成した注文をSCO板に置くインプライドインとがあります。
TOCOMでは、9月のシステム更改まで、このうちインプライドアウト機能が提供されてきました。

しかしながら、新システムでは移行当初から導入の一時停止が続き、先々月2月20日(月)に、ようやく再開したばかりでした。

今回の停止の理由といたしましては、5月の連休明けからスタートする石油の現金決済型商品の影響が挙げられています。

詳細は、また回を改めて取り上げたいと思っておりますが、現金決済型の石油が6商品上場され、さらに、それらや、それらと既存のガソリン、灯油、軽油や原油との組み合わせの商品間SCOが導入されるため、商品間SCOの組み合わせが従前の9から33にまで増えます。
現状のシステムでは、Baitオーダーの生成をしつつ、商品間SCOの種類を拡げることは(商品間SCOもBait生成の対象になりますし)不可能という判断に至ったようです。

システム増強をすればいい、という意見もあると思いますが、すると取引所の経費負担が増え、それは、定率会費や委託手数料といった形で川下へ転嫁されていき、トレーダー様方の負担を増やすことにもつながりかねません。

仕方のないこととするには、スプレッダーの皆様にとってあまりにも酷なことで、また、発表から実施までにあまりにも日がないのが心苦しいのですが、取引員に相談するなどして、何とか対応していただければと思います。


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白金限日取引上場とともに

今日もトレードお疲れ様です。たぬきです~ 

昼休みに、詐欺の方から電話を頂きましたたぬきです。
30万円当選しているそうです。応募申込みして欲しい(順番が逆???)と。
せっかくなので話を伺ったところ、応募用紙は某コンビニのクラウド型の印刷サービスで出力する仕組みで、詐欺も時勢に合わせて進化しているんだな、と思いました。個人情報の取得自体が目的なのか、受け取るためにどこへいくら振り込んで…という展開になるかは、これ以上身体を張る気はないのでわかりませんが。

さて、話変わって、連休明けの21日(火)、TOCOMに白金限日取引が上場されます。
商品性は、今も取引されている金限日取引のプラチナ版で、そう目新しいことはありません。敢えて言うなら、倍率が金限日と同じ100倍なので、異商品間スプレッドが併せてリリースされます。
金限日取引があっという間に、主力商品の一つに躍り出たことから、この白金限日に対するTOCOMの期待も相当なもののようです。標準やミニの取引量を削ってしまっては本末転倒なのですが…

で、この話題はどこでも目にされると思いますし、トレーダー様にとって限月がないのは…というところもありますので、もうちょっと先の話題を少々。
年頭の挨拶でも触れられていましたが、TOCOMでは、5月の連休明けに、石油関連の6銘柄の上場が予定されております。
ガソリン、灯油、軽油それぞれの、陸上渡し、海上渡し相当の価格を取引するもので、最大の特徴が、原油と同様に現金決済型ということです。
カレンダーはもちろん、既存の現物決済型との商品性や、取引スケジュールの差を生かしたスプレッド等も期待されます。
これらの銘柄コードが、今回の白金限月とともに配信開始になりますので、ISVでお取引される方は、画面上に火曜から見慣れぬコードが現れるかもしれません。お取引はできませんが、5月を楽しみにしていただければと思います。


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TOCOMの2017年度は

今日もトレードお疲れ様です。たぬきです~ 

TOCOMから2017年度から2019年度の「中期経営計画」が発表されております。
経営戦略としては、
1.安定した経営基盤の構築
2.総合コモディティ市場整備に向けた取組みの推進
3.他取引所等との連携強化

1.について細かくは、取引高増に向け多様な市場参加者の獲得に取り組むことや、システム等インフラの整備、税務基盤強化に向けた手数料の見直し、広報活動の強化が挙げられております。
2.には電力市場の創設、LNG・石炭上場や現物市場の活性化といった聞き覚えのある言葉が並び、3.は読んで字の如く、です。

これを受けての2017年度の事業計画も併せて発表されております。
1)個人投資家の市場参入促進に向けた取り組みの強化
2)総合コモディティ市場整備に向けた取り組みの推進
3)電力市場の創設
真新しいものはありませんが、個人投資家の市場参入促進を最優先に掲げたことは、ちょっと最近にはなかったことで、期待したいところです。

2016年のプレスリリースを見返しても、TOCOMがやってきたことは、タイ先物取引所とMOU締結、華泰期貨とMOU締結、SGXとLNG・電力市場開設で提携、金現物取引の開始、石油現物市場の開設…と、将来を考えれば必要な布石かもしれないね、とくらいしか言いようのないトピックが並んでいます。

将来の心配も良いですが、今の状況を打破しなければ、未来はありません。
それには、やはり参入の段取りに時間を要する法人より、長くTOCOMを支えてきてくださっている個人投資家層を増やす努力を
忘れてはいけないでしょう。

さらに言うなら、躍起になっている大口当業者の取り込みもマーケットに流動性を持たせる効果は確かに高いですが、相手がいなければポジションを取ることはできません。当業者ばかり見ていては片手落ちです。
ヘッジ玉が増えるか、スペキュレーション玉が増えるか、は、どっちが卵かニワトリかという間柄にあると言えます。

個人投資家を増やす努力と言っても、情報発信やセミナー企画など、ブローカーと同レベルでは意味がありません。
取引所には、かつて株が成功させた、業界のイメージを刷新するプロモーションや、あまりに性悪説に偏った勧誘規制の見直し等を主務省に迫るといった取引所ならではの働きをしてもらいたいものです。


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クラックスプレッドが有利に?!TOCOM証拠金制度変更

今日もトレードお疲れ様です。たぬきです~ 

JCCHから、16日計算区域以降に適用されるSPANパラメーターが発表されております。
月の前半、後半で見直しが行われるのは定期のことなのですが、商品間スプレッド割引の項目を見てびっくり!

3月15日までと16日以降のものとを並べてみます。
商品間スプレッド

今回の数値の発表日付で「SPANパラメータの取扱について」が改定された影響のようですが、事象としては、
1)金-白金、パラジウム-白金等の組み合わせが新たに割引対象に加わった
2)商品間デルタ/スプレッド比率がシンプルになった
3)商品間スプレッド・クレジット・レートの数字が大きくなった
という3点が見て取れるかと思います。

1)は、来る白金限日取引を使い易くするための措置と考えればしっくりきます。
2)と3)は、なぜ今、これが行われたかはよくわかりませんが、必要証拠金を引き下げるように作用します。

原油(PSR=145,000円)の先物5枚売、ガソリン(PSR=140,000円)4本目5枚買のポジションに適用される商品間スプレッド割引額を、おおまかな計算で比べてみましょう。

15日までなら原油:ガソリンは1.21:1なので、原油5枚とガソリン5/1.21枚のセットに対し、商品間スプレッド・クレジット・レートの数字50%の割引が適用されます。
原油のPSR145,000円*5枚*0.5=362,500円
ガソリンのPSR140,000円*5/1.21枚*0.5=289,256円
よって、合計651,756円の割引です。

16日からは、原油:ガソリンは1:1なので、それぞれ5枚すべてが割引対象となります。
商品間スプレッド・クレジット・レートは93%!!なので、
原油のPSR145,000円*5枚*0.93=674,250円
ガソリンのPSR140,000円*5枚*0.93=651,000円
なんと!合計1,325,250円の割引です。

この差は大きいですよね!?

さらに不思議なことに、所要額で考えますと、上記の原油、ガソリンのポジションを保有する場合に必要な金額は、
原油のPSR145,000円*5枚*(1-0.93)=50,750円
ガソリンのPSR140,000円*5枚*(1-0.93)=49,000円
の合計99,750円です。

一方、原油の4番限と6番限とをカレンダースプレッドで5セット持つ場合、
原油の商品スプレッド割増額 = 30,000円*5セット=150,000円

あれ?異商品間の方が、同じ商品の限月違いより、少ない証拠金で取引できる?!

ちょっとおかしいような気がするのですが、提示されている数字から計算すると、こうなっちゃうんですよね…

15日の日中大引け15:15と、夜間注文受付開始の16:15とでは、必要証拠金の額が急に変わっているかもしれません。
しかし、パラメーターの計算方法が変わったことによるもので、リスクが急に減ったわけではありません。ポジションの持ち過ぎには、今まで通りご注意ください。


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ゴムの伸びにも陰りが…TOCOM2月概況

今日もトレードお疲れ様です。たぬきです~ 

TOCOMから、2月の取引の概況が発表されております。

全銘柄合計での月間合計取引高は1,927,250枚。
営業日数の影響を除いた1日当たりの平均取引高の比較では、前月1月に比べ10.3%減、2016年の2月からは27.9%減という、
非常に残念な結果に終わりました。

全体の取引高の内、20%超を占める金や原油が伸び悩むと、やはり影響は大きいです。
金で前月比-9.4%ともなると、1日の枚数では2500枚の違いとなります。いわんや前年同期比の-47.2%。1日の枚数差は21,000枚以上にも及びます。

もちろん、今月好調だった銘柄もあります。

最たるがゴムです。秋の終わりからの大商いを維持し、月間取引高は265,020枚に達しております。
前月比は103.67%ですが、前年同期比は166.95%となっており、取引所全体での前年同期比を底上げした感じです。
しかし、数字だけを追って楽観はできません。
こちらは、2017年2月のゴムの営業日ごとの取引高をグラフにしたものですが、
201702ゴム取引高

記録的な取引高となった日は、月前半に偏っています。
厳密に計算したわけではありませんが、1日平均13,251枚のラインと比べ、それ以降のグラフの位置は低めで、前半の"貯金"が物を言ったことは明らかでしょう。ここ数ヶ月とは、様相が変わってきてしまっているかなと思います。

常にボラティリティの大きい銘柄というのはありませんから、主に日計りのトレーダ―様方の受け口となり得る銘柄が、金や原油、ゴム以外にも必要ですね。

で、注目したいのが、とうもろこし
1月の13,891枚から28,173枚へダブルアップ以上の躍進です。
いかんせん枚数の絶対数が小さいのですが…これからの天候相場期へ向け、期待したいところです。


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