新生取引所、初日

お疲れ様です。たぬきです~
本日より、国内の商品先物取引市場が生まれ変わってスタートです。
改めて名称を確認しておきますと、
東京商品取引所(元 東京工業品取引所)
大阪堂島商品取引所(元 関西商品取引所)

大阪堂島商品取引所は、リニューアルに先立ち東京支所を新設しました。さらに、ホームページも一新しています。
たぬきもまだ全ての確認は済んでいないのですが、コンテンツも大幅に増えたようです。是非ご覧いただければと思います。
(「大阪堂島商品取引所」で検索すると、まだ、名称変更ニュースのページが多量にヒットしてしまいますので、元の「関西商品取引所」のページにあるリンク先からジャンプして進まれるか、こちらへ直接アクセスされるとよいでしょう。)

初日の取引の方はというと、良くも悪くも順調に終わりました。立会いの方式がザラバから板寄せに変更された東京コメも、特に混乱はなかったようです。
出来高も先週末と同じくらいで、特にご祝儀相場というほど動くこともありませんでしたが、確かに、今の商品業界、今日の再スタートをゆっくりと喜んでいられる余裕はありません。解散へ向かう東京穀物商品取引所が特異な例ではなく、取引所も、取引業者も、安穏としていられる集団は一つとしてないでしょう。さらに言うならば、総合取引所設立へ向かいつつある流れの中で、業界自体がどうなるか?も危惧されるところです。
気持ちを新たに、当業者、CXトレーダーの方々に使い勝手の良い取引環境のご提供のため、邁進していかねばなりません。

そうそう、東京穀物商品取引所のホームページも、先週末の取引が終了してからトップが差し替えされています。
ヒストリカルデータの取得は15日までだそうですので、必要な方はお急ぎください。

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18 : 22 : 59 | Tokyo Grain Exchange | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

これだけは気をつけて!明日のTGE移管に向けて

お疲れ様です。たぬきです~
昨日、東京穀物商品取引所の市場移管について触れましたが、その際の様々な取り回しについて確認しておきたいと思います。

まず、明日の夜間取引。移管される農産物は、お休みです。つまり、計算区域12日分は、日中立会いのみということになります。
勿論、貴金属など農産物意外はいつも通りですので、お間違いなきよう。

ポジションと未約定注文とは、別にして考える必要があります。
ポジションは基本的に移管されると考えて問題ないと思いますが、こと注文については、システムの仕様に依存するところが大きいからです。
弊社でもいくつかの発注ツールを採用していますが、X_TRADER(R)のように、未約定の注文データを取引所から取得し普段と同様にお取引いただけるものがある一方、市場変更にマニュアル作業が伴い、今週末は特殊な運用をせざるを得ないものもあります。
注文を新市場へ引き継がせることが出来ない場合には、8日15:30までに、未約定の注文を取り消すことが求められたり、ブローカーが取り消したりなどの措置が採られることがあります。

それから、システムによっては銘柄の呼称の変更がなされる場合があります。
TTでも各銘柄を表すコードが定められており、例えば、トウモロコシは「TGCN」です。たぬきは、Tokyo Grain Exchange Cornの略なのかな?と思っておりました。
コードの変更は、プログラムを組み込んでいる方はもちろん、そうでない方にとっても、意外に影響が大きいものです。数年前、軽油の取引が再開されたとき、コードを見誤って発注してしまったというお話を方々で聞きました。今回、X_TRADERに関しては、たぬきの懸念は杞憂に終りましたが、別のシステムをお使いの方は、事前に、コードの変更がないかを十分に確認していただきたいと思います。

もう一つは、今後取引が出来なくなる場合があります。
理由は、ブローカーによるものと、システムによるものとがあります。
ブローカーが原因となるのは、会員権の問題です。農産物は、今までTGEに上場されていましたので、TGEの受託会員であるブローカーが、委託取引を受けていました。移管先の会員権を持っていない場合、ブローカーは今まで通り取引の委託を受けることはできませんので、何らかの措置が採られるはずです。
システムによるものとは、主に、東京コメについてです。ザラバ取引Eから板寄せ取引に変わるためです。この点については、残念ながらX_TRADER(R)も板寄せには対応していませんので、「Net Trade Pro」から取扱銘柄が一つ減ることになります。

以上、ブローカーや、その取引コース、契約ごとに扱いが異なることがありますので、今のうちに取引先の会社に十分に確認してください。

そういえば、取引への影響はともかく、取引所の名称も変更されます。
東京工業品取引所⇒東京商品取引所
関西商品取引所⇒大阪堂島商品取引所
TOCOMは、これで晴れて「T」okyo 「C」ommodity 「E」xchangeとなるわけですね(笑)。

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19 : 55 : 01 | Tokyo Grain Exchange | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

東京穀物商品取引所 解散秒読みへ

お疲れ様です。たぬきです~
昨日から今日にかけてネットのニュースの見出しに、金・株・為替がそろい踏みしました。
金は、東京金先物が最高値を連続で更新、1グラム5,000円を突破したこと、
株は、日経平均の終値が1万1260円と約2年10ヶ月ぶりの高値をつけたこと、
為替は、欧州時間で米ドル円が93円と約2年9が月ぶりの円安水準となったこと。

世間が不景気にあえぐ中、いかにも我々の業界だけがアベノミクス特需に沸いているかのように見えるかもしれませんが、一方、厳しい話もあります。

すでに皆様ご存知の取り、今週末8日15:30までの立会いをもって、東京穀物商品取引所の立会いが終了、上場銘柄は、東京コメのみが関西商品取引所、コメ以外が東京工業品取引所へ移管されます。
取引所の合併ではなく、東京穀物商品取引所(TGE)は、3月までの株主総会で決議され次第、解散となる予定です。解散というと聞こえがよいですが、要は、潰れた、倒産したわけですね。
これは、業界人にとって大変なショックと受け止められる一方、ここ数年間に関しては、むしろ、取引業者側から、早期の解散を望む声も挙がっていました。

なぜ、業界人がTGEの早期解散を望んだのか?
取引所は、自社ビルを持っている場合はテナントの賃貸収入もありますが、主に「定率参加料」という取引の数量に応じて取引員に課金する料金を収入源としています。取引所や銘柄によって異なりますが、例えば、東京金1枚の取引ならば、我々は、お客様からいただいた委託手数料の中からTOCOMへ55円を納めています。(他にも収めるべき機関が何箇所もあるので、実は大変なんです!!)
この仕組みでは、取引枚数が減れば、取引所の受け取り参加料も減ります。支出をペイするだけの参加料を受け取ることが出来なくなれば、1枚あたりの参加料を値上げするほかありませんが、値上げは業者にとっては負担が重くなります。仮にお客様からいただく手数料へ転嫁すれば、今度は商い枚数が減りますので、再び値上げをしなければならない。値上げをしなければ取引所の赤字が増える。
「市場は必要だが取引所は不要」という意見は、そのような考えに至るほど、負のスパイラルの中で取引業者がもがき苦しんだ結果といえるかもしれません。
また、昨年9月末時点での有価証券報告書において、TGEの主要株主はすべて取引所会員、元会員でした。時間と共に資産は食いつぶされ、減っていくばかりなのですから、わずかでも多く残っているうちに分けて終りたいと考えるのはもっともなことでしょう。

惜しまれてなくなるとは言い難い取引所。
TGEの株式の損を抱え、苦しい舵取りを迫られる取引業者。
今の金市場の勢いが、新たな投資家の興味につながりことを切に願うばかりです。

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18 : 09 : 05 | Tokyo Grain Exchange | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

新年度も…波乱続く商品業界

こんにちは、たぬきです~

先月辺りから、東京穀物商品取引所(TGE)の動きに関して報道がなされるようになりました。
21日には、TGEがTOCOMと関西商品取引所に全商品の移管を打診した、と報じられ、TGE側が即、「決定した事実はない」と書面にて反論するという事態も。
決定した、というのは早計かもしれませんが、関係者にとっては、もはや全面移管は規定路線。そのようなムードの中、TGEだけが躍起になって否定したのは、役所も含む様々な利権が絡む中、移管の合意形成は難航が予想されていることをうかがわせます。

徐々に疲弊してきた様を見ているのでショックが緩衝されているものの、「東京穀物商品取引所がなくなる」ということは、大変な事件です。私が業界に入った頃には、地方の商品取引所の淘汰は進みつつありましたが、まさかTGEまでもがその対象となるとは想像だにしませんでした。

しかし、その余命を縮めたのは紛れもなく商品取引員たちです。
TGEは、土地建物の売却益を日々の赤字で減らし続けており、株主でもある商品取引員にとっては、すこしでも資金のあるうちに解散してもらうことが喫緊の課題となっていました。

取引所解散の目処が付いた今、次のポイントは、上場商品の行方です。
継続して立会いを続けるには、どこかの取引所へ編入させねばなりませんが、どの取引所に組み入れられるか?は、商品取引員にとって死活問題です。

それは、大幅なシステム対応が必要となる場合があるからです。
移管に限らず、取引所のシステムが変更される場合には、商品取引員は大変重い負担を強いられることになります。
自社のバックシステムを取引所のシステムに対応させるための開発費用や機器の増強は、直接発生するコストです。2009年のTOCOMのOMXシステムへの変更の際のように、注文の種類までが大きく変わる場合には、顧客への周知徹底や問い合わせ対応にも人手を裂かれることになります。
また、取引所の出費は、商品取引員へ転嫁されます。「参加料」等の名称で、取引1枚ごとに徴収されるのがそれで、取引所の財政が厳しければ、当然、金額は大きくなります。

システムを共同利用している東京"工業"品取引所へか?
穀物中心の取り扱いながら、現行は板寄せで、今まさに新システムを発注したばかりの関西商品取引所へとし、経営体力のない取引員をふるいにかけるか?

TGEがどこに嫁入りするかによっては、業界地図が書き換えられるかもしれませんし、投資家の方に直接関わることとしては、手数料をはじめとするサービス体系が覆されるかもしれません。
商品業界は今年度も波乱の様相を呈しています。


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17 : 03 : 36 | Tokyo Grain Exchange | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

TGE(2)

東京穀物商品取引所は、2009年11月に株式会社化を実施し本格的に東工取との連携を計画しています。


大阪証券取引所(以下 OSE)においても、東工取と同じNASDAQ OMX社製の
最新鋭取引システムを同取引所のデリバティブ市場で導入することが決定しております。


これにより一層、TOCOMとOSEの提携を深めようとしております。


先の国会の法改正により、証券取引所と商品取引所の一体運営が可能になり
総合取引所というものが日本でも誕生するかもしれません。


米国のCMEグループのような巨大取引所グループが出来れば、さまざまな投資商品が
上場されるようになり、投資先が増えて投資家にとっては投資の選択肢が増えるので
投資機会も増すでしょう。


日本市場も海外に負けないように盛り上げていきましょう。


海外玉総括表(東穀取)
17 : 28 : 00 | Tokyo Grain Exchange | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

TGE(1)

東京穀物商品取引所(以下 TGE)は、当社グループ創業者であり稀代の相場師である
山崎種二が初代理事長を務めた歴史のある取引所です。(当社はこの建物の向かいにあります。)


主に、大豆やとうもろこしなど農産物の先物を取り扱い、板寄せなどの値決め手法を
取り入れ、一般の投資家のみならずプロの相場師なども入り乱れて一時期は非常に
活況を呈しておりましたが近年、株や日経225先物などの人気に押されており、
さらにザラバ手法が世界的にも標準化されている中、板寄せという日本特有の
値決め手法が採用されており、取引高が漸減してきております。


現在は取引高も減ってきておりますが、香港や英国などからの取引もあるようです。


TGEは、TOCOMとのシステム統合を来年度を目処に計画しており、現在利用している
現行の板寄せシステムから、東工取のNASDAQ OMX社の最新鋭取引所システムの
相互利用が開始されるかもしれません。


そうなれば全銘柄ザラバ手法になり、今までの海外の投資家からは不慣れな
板寄せ手法ではなくなるので、実現すれば海外からのアービトラージなどの注文も増えるかもしれません。


今後の東穀取の動きに注目したいです。


東京穀物商品取引所
20 : 03 : 20 | Tokyo Grain Exchange | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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プロフィール

M.J.

Author:M.J.
岡安商事株式会社
マーケティング部
「Net Trade Pro」 の方を対象に
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行うために開設された部署です。

プロトレーダーやシステム
トレードに関するお問い合わせはこちらまで

traders@okayasu-shoji.co.jp

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