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    入りやすいTOCOMへ

    お久しぶりです。たぬきです~
    すっかりご無沙汰になってしまっておりました。
    月も改まり、気分一新、更新して参りますのでよろしくお願いいたします。

    さて、その間に、TOCOMではちょっとした動きが…
    株式会社東京商品取引所のビルの1階に「TOCOMスクエア」が開設されました。
    「商品先物取引の普及啓発を目的とした商品取引所のアンテナショップ」ということで、ラジオNIKKEIの公開放送などが行われる他、最新のマーケット情報を閲覧できるコーナー等が設けられているそうです。

    1階部分が整備されてからは、たぬきもまだ取引所を訪れる機会がないのですが、写真で見る限り、なかなかおしゃれに仕上げられているようです。開放的で、取引所に初めていらっしゃる方でも、入りやすいかな?
    公式ページはこちら

    ところで、この施設の名前、「TOCOMスクエア」にお聞き覚えのある方は、結構な先物ファンかもしれません。
    TOCOMがまだ東京"工業品"取引所であった時代に、銀座に設けられた投資サロンの名も、「TOCOMスクエア」でした。
    なかなか盛況ではあったようなのですが、大人の事情で、2009年に閉館となりました。

    銀座から自社ビル内へ移動しての復活。スケールダウンは否めませんが、それでも、投資家の皆様の情報交換の場となればいいな、とたぬきも願っております。

    そうそう、肝心のTOCOMのビルの場所ですが、以前よりわかりやすくなりました。
    というのも、通り沿いの交差点に、「東京商品取引所入口」という名前がついたんですって(*゚Q゚*)
    これから夏に向かい、システムの共同利用等、従前の独自路線とは大きく異なる方向へ舵を切っていくわけですが…
    信号機に掲げられたこの札に誓って、「東京商品取引所」の看板を簡単に降ろすわけにはいきませんね~


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    法人の決算シーズン!知識十分?法人デリバティブの税制

    今日もトレードお疲れ様です。
    たぬきです~ 

    月の半ば過ぎ頃から、たぬきの所属する部署でも、お客様から年間の損益証明の発行を依頼されることが多くなっています。
    個人の確定申告の期限はとうに過ぎていますので、法人格で取引をしているお客様方です。法人の決算期間は自由に設定できますが、やはり年度締めとしていらっしゃる方が多いようですね。

    もっとも、いわゆるリテール営業部隊も存在する当社においては、圧倒的に個人のお客様が多いです。
    X_TRADER(R)などのISVを使用する「Net Trade Pro」や、海外先物取引の分野になって、ようやく、法人のお客様が現れ始めます。法人格にする方が有利か?というご相談は、よくお寄せいただくお悩みの1つでもあります。

    といいましても、我々から結論を申し上げるわけにもいかず…というのも、理由があります。
    背景が一人一人異なるから。法人化する場合のメリットを享受できるか否かは、個人の属性によります。
    例えば、収益を給与として家族に分配できるといっても、もともと所得の高い家族ばかりならば、法人税率よりかえって高い所得税率を適用されるかもしれません。
    毎年の利益額の見込み、家族の構成や収入など、プライベートに踏み込んでいかなければ判断はできませんし、そうなるともはや士業の範疇です。

    すると検討の段階では、やはりご本人に知恵をつけていただき、独立トレーダーは法人化すべきか?ではなく、ご自身が法人化に向いているか?の判断をしていただくのが一番かな、と思います。

    といっても、巷の業者の税制解説では、基本的に個人向けですし、「法人税制」をキーワードに調べれば、小売りなどの業態に焦点を当てたものがヒットしてしまいます。デリバティブ投資を事業とする法人のための解説、というのは、業者の私も、なかなか目にすることはありません。

    そこで! 来月の法人・プロ向けセミナーでは、現役の税理士の先生に来ていただくことにしました。


    法人化している方も、これから考えている方も、商品先物やFXのトレーダーの方も、それ以外のデリバティブ取引のトレーダーの方も、是非ご参加ください。

    かくいうたぬきもこの講演、大変楽しみにしております~


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    法人・プロの方に!!「くりっくラージ」セミナー

    今日もトレードお疲れ様です。
    たぬきです~ 

    唐突ですが、トレーダーの皆様、新しい銘柄にチャレンジするときって、どんなことから始めますかね?
    出来上がったプログラムを、株商品為替、分野を問わず、とりあえずバックテストして、収益を上げられる市場を探す、というのも一つの方法かもしれませんが、多くの方は、まず、相手について知ることから入るのではないでしょうか?

    どの国の市場で、取引時間が何時から何時で、倍率や呼値がいくつで。これだけでも、少なくとも取引に参加はできますが、勝ち抜くには心もとない。
    例えば、商品の世界であれば、標準品がどんなものかも押さえておきたいところですよね。金(ゴールド)と言っても、純度99.99%のいわゆるフォーナインの値段なのか、99.9%の値段なのか?理解していないと、市場間の差異を正確に評価できません。「Sugar」の名でも粗糖と精製糖とがありますし、農作物は産地によって値段が天と地ほど違うことも珍しくありませんので、どの産地をターゲットにしているかを把握しておかねば、割高割安の判断はつきません。

    それから、農産物のWASDEや、為替の世界の雇用統計など、価格が急変する可能性のあるイベントなどでしょうか。
    ただ、ここまでの知識であれば、取引所のホームページを読み込んだり、情報収集に努めていれば、自ずと得られるかもしれません。
    やはり、武器となるのは、どの時間帯にどのような参加者が多いとか、他のどの市場の影響を受けやすいとか、市場の傾向や癖にまつわる情報ではないでしょうか。

    そんな話を取引所から聞く、貴重なチャンスがあるのです!


    本セミナーは、「くりっく365」でかなり珍しい、法人やプロの方に向けたセミナーです。
    取引所からは、『初公開!実績から読み解く「くりっく365 ラージ」傾向と分析』と題して、なんと、マーケットメイカーからの提示気配のデータに基づいた発表もあるとか。

    法人・プロ向けですが、今そうでない方のご参加も歓迎です。
    専業トレーダーになりたい、法人化を考えている、という思いのある方には、きっと有意義な時間となることと思います。

    お申し込みは、上記リンクからか、メール(traders@okayasu-shoji.co.jp)または電話(0120-130-475)にても承ります。
    お待ちしてま~す!


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    「くりっく365 ラージ」とは

    今日もトレードお疲れ様です。
    たぬきです~ 

    週末にご紹介した「くりっく365 ラージ」の続きです。

    価格決定のしくみから入ったのですっかり飛ばしてしまいましたが、FX取引を比較する上で心配な、顧客資産の保全方法も抑えておきましょう。これは、「くりっく365」の標準取引も「くりっく365 ラージ」も同じ取引所取引のくくりで、OTC取引と異なります。

    OTC取引では、保全はFX業者に任されています。以前は、他の事業と口座がわかれていれば銀行への預金(分離保管)でもOKでしたが、業者による顧客資産の使い込みが多発したこともあり、今は「信託保全」とされています。信託保全契約では、FX業者に何かがあった際には、銀行が預かっている金銭を顧客へ返すという約束になっています。通常の預金であれば、一般債権扱いとされてしまうところですが、信託が設定されていればこの心配はありません。ただ、信託銀行もサービスでこのような役割を引き受けてくれるわけではないので、FX業者は、信託の設定と維持に費用を払うことになります。

    取引所取引では、さらに上を行きます。まず、顧客から預かったお金は、出来る限り速やかに取引所へ預けてしまいます。FX業者が倒産しても、お金は取引所で保管されているので、影響を受けることはありません。
    しかし、FX業者から取引所へ、預けられないときがあります。銀行が閉まる15:00近い時間帯に顧客からFX業者への入金が確認された場合などです。たまたまその日にFX業者が倒産したら、FX業者の口座のお金とみなされてしまう恐れがあります。そこで、「くりっく365」の取引参加者も、自社滞留する可能性のある金額以上の信託契約を予め結んでおくことで、二重の備えがなされているのです。

    さて、「くりっく365 ラージ」に話を戻しますと、取引単位が通常取引の10倍。手数料が外取りで発生します。
    でも、見える形で手数料が課されるからといって、必ずしも顧客不利とはならない理屈は前回お話しした通りです。レートに隠れた手数料があるからですね。
    これを、実際に数字で確認しておきたいと思います。

    他社様のレートを使うわけにはいかないので、レートに手数料が含まれる「くりっく365」をOTC取引に見立て、同じタイミングでの通常の取引と「くりっく365 ラージ」とのレートを比較してみます。

    あるタイミングで取った、価格のスクリーンショットです。
    くりっく気配
    標準の取引のスプレッドが0.03円、頭に「L」がついている「くりっく365 ラージ」のスプレッドが0.003円
    1万通貨取引当たりのコストは
    標準の取引がスプレッドのみの 0.03円×10000=300円
    「くりっく365 ラージ」は、10万通貨単位当たりの片道手数料を1080円とすると、1万通貨あたり108円。これにスプレッド分を加味して、 0.003×10000+108=138円
    総合コストは、「くりっく365 ラージ」の方が安い計算となりました。

    いかがですか?外取りだって悪くないでしょう?
    ただ、レートは変化しますので、いつでも同じ結果になるとは限りません。そこで…
    次回、ちょっと耳よりな話をお伝えします。この話でかなり引っ張ってますが、今度こそあともう1回、のはず(笑)です!


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    ご存知ですか?FXの価格が決まる仕組み ~取引所編~

    今日もトレードお疲れ様です。
    たぬきです~ 

    さて、昨日、OTCのFX取引のからくりについて触れましたので、今回は取引所取引「くりっく365」について取り上げたいと思います。
    「くりっく365」では、FX業者の役割は、商品先物や上場株式の取引と同じく、注文を市場に流すことです。顧客の注文の相手方となることはありません。注文のマッチングは取引所で行われますが、しかし、商品先物のように、顧客同士の売りと買いとで約定することもありません。取引所から配信されるのは、商品先物のような板画面ではなく、OTC取引のようなBid/Offer。
    どういうことかと言いますと、取引所の中で顧客と業者との間接的な相対取引が行われているのです。業者とは、マーケットメイカーと呼ばれる銀行等6社。6社はそれぞれ、取引所に対し、今買ってもいい価格、売ってもいい価格を提示します。取引所はその中から最も安いBid、最も高いOfferを選び、「くりっく365」の取引レートとして配信しています。

    ここまでの話で、お気付きの方もあるかもしれませんが…そう、このスキームだと、FX業者がレートに関わることがないので、OTC業者のように、見えないところで手数料を頂戴することができません。どうしても手数料○○○円と設定せざるを得ず、よって、OTCは手数料が0円なのに「くりっく365」は手数料がかかるという認識が広まったようです。
    前回書かせていただいたように、手数料0円だからといって、FX業者はボランティアで注文を受けているわけではありません。どんな投資にもいえることですが、手数料は必ずしも、目に見える形でのみ存在するわけではない、ということです。

    最も、今は「くりっく365」でも、ネット取引に関しては手数料が0円というところも珍しくなくなりました。かくいう当社も0円の設定です。このようなことが可能になったのは、OTC業者同様、レートで収益をあげる構造が構築されたからにほかなりません。といっても、FX業者は取引の相手方にはなりませんから、レートから直接収益を得るのはマーケットメイカーです。マーケットメイカーが所定の金額を取引所へ納め、取引所は所定の手数料を差し引いた後、各FX業者へ顧客の取引量に応じバックします。こうして、「くりっく365」業者も手数料0円の設定ができるようになったのです。
    手数料が外取りだった頃と比べると、取引所からの配信レートはスプレッドが大きくなっていますが、それは、このような事情からなのです。

    さて、さらにややこしくなるかもしれませんが、「くりっく365」には、1万通貨単位(一部銘柄のみ10万通貨単位)の通常の取引の他、「くりっく365 ラージ」と呼ばれる取引単位が通常の10倍の取引があります。「くりっく365 ラージ」は一般に手数料がかかります。つまり、レートには手数料が乗っていないということです。
    今や希少な、"裸のレート"で取引される「くりっく365 ラージ」。もう少しお伝えしたいことがあるので、次回もう一回取り上げます!


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    ご存知ですか?FXの価格が決まる仕組み ~OTC編~

    今日もトレードお疲れ様です。
    たぬきです~ 

    今日はちょっと話題の方向を変え、FX取引について。
    皆様、「くりっく365」ってご存知ですか?

    この名称からは読み取れませんが、一言でいうなら、取引所で行われるFXです。
    巷ではOTCのFX業者が、スプレッド0.○銭固定だとか、自社の特色を懸命にアピールしているので、取引所取引は、ちょっと存在感が薄めな印象でしょうか…

    ところで、OTCのFXと取引所のFX、それぞれの価格決定のしくみって、どのくらい浸透しているのでしょう。

    OTCの取引においては、顧客の取引の相手方となるのは、FX業者ですよね。FX業者が提示している、この価格だったら買ってあげるよ、売ってあげるよ、という価格は、闇雲に出しているわけではありません。FX業者が顧客に「売る」時には、同時に誰かから買っておかないと、FX業者がリスクを負うことになるため、一般には、銀行からの調達が行われます。この調達の価格に、FX業者の中間マージンを乗せた価格が、レートとして提示されるわけです。こうしてレートの中で利益を確保しているので、FX業者は別途手数料を貰わずとも、やっていけるわけです。

    しかし、今や投資家の皆様のレートに対する評価は、非常に辛く(笑)、各社いろいろ工夫して、なるべく競争力のあるレートを出そうとします。
    そこで、調達先の銀行を複数用意しておき一番有利な価格を選ぶ方法、銀行を通さず直接市場から調達する方法、いっそリスクを取って調達のコストをなくす方法などが採られているようです。
    また、商品先物の板画面をご覧いただければわかるように、値決めとは本来、取引数量があってのものです。各社のレートは、提示は値段だけで、具体的に何枚まで約定させるということを約束しているわけではありません。察するに、なんとか数枚なら受けられるという限界に近い数字を提示しているのではないかと思います。
    ですから、顧客からのロットの大きい注文が寄せられると、受け切れず約定拒否せざるを得なくなってしまったり、価格をずらして受けざるを得なくなったりするのではないでしょうか。

    また、大相場の後にFX業者が廃業することがあります。多少時間が経ってからの場合は、顧客の未収金(預けた以上に損になった金額)の回収が難航したケースが考えられますが、すぐに決まった場合などは、銀行や市場から調達する取引をしていなかったために、自社で大きな損を抱えたことが疑われます。

    しくみから考えれば、実は手数料を取られていることや、スリッページが避けられないことも、おのずと見えてきますね。

    さて、次は取引所取引「くりっく365」についてですが…少々長くなりましたので、回を改めて取り上げたいと思います。


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    CME取引=Globexの時代へ

    今日もトレードお疲れ様です。
    たぬきです~ ご無沙汰しておりました・・・

    CMEグループより、フロアー取引の閉鎖の報がまた届きました。
    CMEグループと言えば、今でこそGlobexが主流ですが、もとはと言えばフロアーの市場。Globexを「時間外取引」と呼んでいたことからも、主はフロアーであったことがわかるかと思います。
    メンバーの資格に応じた色のジャケットを纏ったブローカーたちが集い、素早い状況判断と機転とで、値決めを行ったものでした。
    これは海の向こうだけの話ではなく、日本でも、各商品取引業者の業務部の社員が取引所に集まり、"手振り"で注文を通す習慣が残っていました。ほんのひと昔前のことです。今でも、古株の業界人などは、居酒屋に入って「8人!」と言う時に、片手で8を示したりします。店員さんには、絶対通じてないだろうけど…。

    さて、冒頭で"また"とした通り、昨年夏に、通常の先物については、すでにフロアー取引は終了していました。今回決まったのは、存続していたオプション取引の内、New Yorkで行われていたものです。
    シカゴのフロアーでは引き続き、株価指数先物等のオプション取引が行われるとのこと。まあ、こちらも、あとはタイミングの問題だけかもしれませんが。

    閉鎖は2016年末の12月30日。New Yorkのフロアー取引に使用されている場所は、その後リースに出される予定だそうです。
    収支を考えれば、もはや取引量の減ったフロアーを維持するより、電子取引へ切り替える方が、効率的なのでしょう。場所代もそうですが、4本値(始値・高値・安値・終値)にしても、フロアー、Globex、総合で3種類出すには、手間もインフラも必要としているわけで…ちょっと寂しいですけれど。

    といっても、感傷に浸っている暇はありません。
    もはやオプション取引もGlobexが主流になったということは、米国外のトレーダーにとっても収益機会になる得るということです。オプションそのものはもちろん、先物と組み合わせれば、ストラテジーの幅が広がります。
    残念がら、当社ではまだシステムの対応ができていませんが、ニーズがあれば、個人的には何とかしたいと思っております。
    どなたか是非やりたいという方、たぬきの背中を押すご連絡をお待ちしております。


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    NYMEXのブレント原油 ~取引要綱~

    今日もトレードお疲れ様です。
    たぬきです~

    昨日取り挙げましたNYMEXのブレント原油の続きです。

    NYMEXで「ブレント」の付く商品は幾つかあります。
    Brent Crude Oil Futuresといういかにもな名称の物もありますが、最も流動性があり、ルールもICEブレントに近いのがBrent Last Day Financial Futures です。

    どのくらい近いか?と言いますと、現物の受渡しができない(差金決済のみである)ことを除けば、取引ルールはICEのブレント原油とほぼ同じです。

    1バレルあたりの価格を米ドル建てで取引し、変動は0.01ドル単位、倍率は1000倍。
    取引最終日は「trading shall cease on the same termination day as the ICE Brent Crude Oil Futures Contract」、
    帳入価格は「equivalent to the settlements in the corresponding ICE Brent Crude Oil futures contracts」と、決めそのものが「ICEブレントに同じ」としていますので、後発であるNYMEXブレントがICEブレントに寄せている、という表現の方がより正確かもしれません。

    こちらは、手前の6限月の出来高です。出来高が増えたと話題のTOCOM原油も並べています。

    原油出来高

    もっとも期近の5月限は、31日に納会を迎えるため、29日で中心限月が次の6月限に移っています。
    祝日の影響を除けば、中心限月の出来高は25,000枚前後。ICEブレントには比べようがありませんが、TOCOM原油を大きく超えており、取引に差し障る心配は概ねないと言えるのではないでしょうか。

    最後だけ、覚えておいていただきい違いを。
    まず、取引時間です。
    NYMEXブレントはシカゴ時間17:00~翌16:00、夏時間中は日本時間の7:00~翌6:00
    ICEブレントはシカゴ時間19:00~翌17:00、夏時間中は日本時間の9:00~翌7:00
    日本の朝8時頃に、「ICEのデータ配信が止まってるよ!!」この手のご連絡、実は珍しくないです。
    笑い話で済めばよいですが、うっかり止まった板を見て発注したりなされませぬよう。

    それから、取引所等に支払う経費です。
    ICEブレントは、取引所Fee0.25ドル、クリアリングFee0.57ドルの合計0.82ドル。
    これはNYMEXのWTI原油の合計1.46ドルから比べれば結構安いのですが、なんと今、Brent Last Day Financial Futuresは、取引所Fee0ドルのキャンペーン中よって、取引1枚につき0.01ドルのNFA Feeのみです。

    キャンペーンは6月末までです。この機会に一度、NYMEXのブレント原油について研究してみていただければ嬉しいです。


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    NYMEXでブレント原油

    今日もトレードお疲れ様です。
    たぬきです~

    先週金曜は、グッドフライデーのお休みでした。
    今週月曜もイースターマンデーということで、祝日とする地域も多かったようです。

    さて、世界の原油価格の指標となる原油と言うと、WTI原油やNY原油の通称で呼ばれるWest Texas Intermediateと、北海ブレント原油が有名でしょう。両者は品質や流通範囲の違いから、全く同じ価格に収束するわけではありませんが、それでも同じ原油。WTIを取引する方もブレントの価格が、ブレントのトレーダーもWTIの価格が気になることでしょう。両方の価格から求める比価を基にしたトレード手法も知られています。

    しかし、こんな悩みを抱えていらっしゃる方はありませんか?

    まず、データ料の問題
    TOCOMに絞っていらっしゃるトレーダーさんにはピンとこないかもしれませんが、今や、取引所での取引価格のデータは、タダではありません。
    取引所がそれぞれ提示している月額のプライスデータ使用料は、
    ・CME NYMEX、COMEX、CBOT、CME:各85ドル (※個人ではないプロの場合)
    ・ICE US、UK : 各110ドル
    配信業者(Distributor)が中間マージンを載せることもあり、NYMEXのWTI、ICEのブレントのデータを受信する場合、NYMEXとICE UKだけで、毎月約200ドルものランニングコストが発生してしまうのです。

    それから、NYMEX、ICE両方でポジションを保有する場合、証拠金効率が悪くなります。
    例えば、WTIの売りに加えて同限月同量のブレントの買いを持つ場合、一般的には、相殺機能が働くためWTI単独で持つよりリスクは少ない、と考えられると思います。
    しかし、証拠金を計算するに当たって取引所は、自分のところのポジションしか見ません。この例でも、それぞれ、WTIの売りの片張りとブレントの片張りと判断され、証拠金がかさむことがあります。

    これらはいずれも、取引所をまとめることで解決できます。
    実は、WTIもブレント両方とも、NYMEXにもICEにも上場されているのです!
    データ使用料は、基本的に市場単位での課金ですので、何銘柄使おうがお値段は変わらずです。
    また、同一の取引所内であれば、ポジション全体でのリスクに基づいた証拠金としてもらえます。

    NYMEXでブレント~?!と思われた方もいらっしゃるかな?
    是非お耳に入れておきたい情報もありますので、その商品性について、次回以降で、もう少し詳しく触れていきましょう。


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    LNG先物取引スタート!(ただしOTC…)

    今日もトレードお疲れ様です。
    たぬきです~

    週明け22日から、Japan OTC Exchange(JOE)で新たなLNGの取引がスタートします。

    これは、
    TOCOMの中期経営計画(2016年度~2018年度)「経営戦略2:総合コモディティ市場整備に向けた取組みの推進」重点施策
    1.電力市場の創設/2.総合エネルギー市場の構築/3.JOE市場の活性化/4.取引所ビジネス領域の拡大/5.将来の事業展開に向けた研究開発の推進
    の一つでもあります。

    まずJOEについて確認しておきますと、2013年11月にTOCOMの合弁会社として設立された会社で、ホームページ上では「石油・LNG等のエネルギーを中心としたコモディティ関連のOTC取引のプラットフォームと取引仲介機能の提供を目的とする」と紹介されています。取引所が用意する、さながら官製のOTC取引です。
    石油については、OTC取引であるにも関わらず、取引所取引と同じ株式会社日本清算機構(JCCH)の清算・決済サービスを利用可能となっております。
    しかしLNGについては、取引参加者間での清算のみとされておりました。
    今回追加となる「DESジャパンLNGフューチャーズ取引」は、取引参加者間のほか、CME Clearing による清算を選択できる点が大きな特徴です。

    この仕組み、正直な所、たぬき自身、まだしっくりきておりません。
    なんでも、注文発注時に当事者間清算(Aタイプ)とCME Clearing(Bタイプ)から選ぶことで、いずれかの取引として約定するそうです。
    CMEのNYMEXには、JOEの「DESジャパンLNGフューチャーズ取引」に相当する「LNG DES Japan (RIM)Futures」が上場されており、CMEグループの清算サービスを受ける場合は、この銘柄のポジションとして証拠金計算等が行われます。
    JOEで約定したポジションをCME清算参加者で開いた口座に付け替えるとイメージすればよいでしょうか。

    なお、「LNG DES Japan (RIM)Futures」はNYMEXに上場されており、Globexコードも「JNG」とちゃんと振られているのですが、スクリーンで取引することはできません。
    注文はJOEの提供するプラットフォームを通しJOEで約定させるか、あるいは、CME Clear Portを使用してのブロック取引等に限られます。

    LNG取引でも、現在も取引可能なNDF取引の方はなかなか苦戦しているようですが、先物となるこちらはいかがでしょうか。
    JOEの取引はこれが完成形ではなく、あくまで、LNG先物市場を創設するための前提となる取引です。当社もまだJOEには参入していないので他力本願になってしまうのですが、総合エネルギー市場構築に一歩近づく結果になるといいなあと思っております。


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    「白金限日取引」と石油「ゼロ番限」

    今日もトレードお疲れ様です。
    たぬきです~
                         
    先日のTOCOMの定例会見で、2つの新商品の上場について言及があったようです。

    一つが、「白金限日取引」。
    2015年5月に開始された金限日取引こと「東京ゴールドスポット100」のプラチナ版です。

    もう一つが、石油製品の「ゼロ番限」です。
    石油も他の銘柄同様6限月ですが、本日3月17日現在、もっとも決済期限が近いのは4月限。
    3月25日に納会を迎え、4月1日から末日までの間に受渡しが行われるものですが、「ゼロ番限」はこれより早く、今月中にも受け渡しが行われるものを値決めするようです。
    詳細はまだ明らかにはされていませんが、6限月制が7限月になるというのは、取引員側のシステム改修の面からちょっと考えにくいかな?と思います。なので、たぬきの中では、6限月の先物取引にプラスして、TOCOMを使用したスポット取引が始まるイメージを持っております。
    取引開始に向け「当業者と連携」といった言葉もあったようで、その方向で間違いないかな、とは思いますが、個人投資家でも誰でも参加できるものなのか?受渡し可能か差金決済のみか?或いは一転、7限月制になった場合に、TOCOMが提供している商品間スプレッドの、例えば東京ガソリン/東京灯油に0番限シリーズが加わるのか?等々、情報が入りましたらお伝えしたいと思います。

    白金限日取引上場は、TOCOMが金限日取引を成功と捉えた上でのことかと思います。
    限日取引の出来高が上場来月間20万枚をキープし、先月には最高値を更新したことなどは目に入ってきますが、限日取引は、純粋に金の取引全体を増やしてくれているのでしょうか?
    例えば、標準1枚と限日10枚とや、ミニと限日とでスプレッドを組む取引であれば、それぞれの出来高増につながるでしょう。しかし、今ままで標準1枚だった取引を限日に代える場合、必ずしも10枚の注文にはならないのではないでしょうか。
    また、ミニ取引とは取引単位(100g)まで同じで、競合してしまう可能性があります。

    限日取引が標準取引やミニ取引の取引高に与えている影響を算定するには、限日取引がない場合の理論モデルが必要なので、そう簡単にはいきません。が、深い思慮あってのTOCOMの判断であることを願っております。

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    CMEの取引所経費

    今日もトレードお疲れ様です。
    たぬきです~
                         
    今朝、CMEグループから、来年4月からの取引経費について、メールが届いておりました。

    結論から言うと、全体の額は変わらないが、内訳が変わるというものでした。
    ここでの内訳とは、従前、「Clearing fees」、「Globex fees」、「Exchange fees」などいろいろな名前で発生しているものです。
    例えば、一般の取引1枚について、NYMEXのNY原油ことWTIは、Exchange feesの1.45ドルだけですが、CBOTのトウモロコシは、Exchange feesが1.89ドル、Clearing feesが0.06ドルで合計1.95ドル、といった要領です。いくつもの取引所が一つになった名残なのでしょうか。

    しかし、CMEグループの料金体系は、メンバーの種類や特別なプログラムの参加者など、所属によって差がある上、もともとの銘柄数がすさまじい数なので、非常にわかりにくいのも事実。今回費用の細目がなくなり、すべて「Exchange fees」で表記されることで、少しでも状況が改善されればいいなと思っております。

    なお、上記の金額には、NFAへの支払い分は含まれていません。実際には、あと0.01ドル加えたWTI=1.46ドル、トウモロコシ=1.96ドルを負担することになります。

    そうそう、ついでに、TOCOMについて。
    TOCOMの取引についても、取引所、清算機構、関係団体等への支払いが発生します。期が終わった後に会員で負担割合決めて清算することになっているものもあり、事前に正確な金額を算出することはできません。が、「予納額」と呼ばれる取引枚数に応じてとりあえず納める額は、定められており、来年度の金額は、この時期の理事会等で決定していきます。
    全部出揃うのは、もう少し先かな?情報が入りましたら、追ってご報告いたします。

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    夏時間への移行

    今日もトレードお疲れ様です。
    たぬきです~
                         
    3月未だ上旬ではありますが、今日などは都心はかなり暖かく、昼間出かけるにもコートいらずでした。

    とはいえ、「夏」時間が始ります!というのは、さすがに違和感がありますね。
    ここは、アメリカ流のDaylight Saving Time (DST)の言い方で、来週からのスケジュールについてお話ししたいと思います。

    まず、今年のアメリカのDSTの開始は、3月13日(日)。午前2時になったら、ここで時計の針を一気に1時間進め、午前3時とします。従って、影響があるのは、日曜日の夕方から始まる14日(月)分の取引以降です。

    例えば、WTI原油の取引開始時刻は、シカゴ時間17:00=NY時間18:00。
    DST下でも、アメリカの時間では変わりませんが、日本時間に直すと、
    標準時の場合→シカゴ時間17:00=NY時間18:00=日本の8:00
    DSTの場合  →シカゴ時間17:00=NY時間18:00=日本の7:00
    というわけで、日本在住のトレーダーの皆様は、14(月)から早起きだ、と覚えてください。

    それから、もう一つ注意していただきたいことがあります。
    アメリカとヨーロッパとで、DSTが始まるタイミングが異なるのです。
    CMEのように、ずべてアメリカ時間で考えている取引所にとっては問題ないのですが、アメリカとヨーロッパの取引が混在するICEにとっては大変です。

    例えば、ICE UKのブレント原油。
    標準時かDSTかに関わらず、普段の立会開始は、NY時間20:00=ロンドン時間=1:00です。
    しかし、ズレ期間については、アメリカの時計は1時間早まったのにヨーロッパはそのままなのでNY時間の20:00は、ロンドン時間の0:00に相当します。
    ブレント原油は、年間を通して「NY時間20:00スタート」なので、ロンドン時間での表記は、一時的に0:00スタートとなります。

    一方、ICE USの粗糖ことSugar No.11。
    標準時かDSTかに関わらず、普段の立会開始は、NY時間3:30=ロンドン時間=8:30です。
    しかし、ズレ期間については、ロンドンが8:30の時、時計を進めたNYでは4:30。
    Sugar No.11は、年間を通して「ロンドン時間3:30スタート」なので、NY時間での表記は、この期間だけ4:30スタートとなります。
    ついでに、ロンドン時間固定なので、ロンドン時間がDSTへ切り替わるまでは日本時間での開始時刻は据え置きです。ソフト系だけのトレーダー様は、あと2週間は早起きしなくてもいい?!

    いずれにせよ、3月27日(日)を過ぎたら、平常運転です。
    少々面倒なスケジュールですが、春と秋の風物詩と割り切って、乗り切ってくださいね~

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    春も間近?アウトルックフォーラム

    今日もトレードお疲れ様です。
    たぬきです~
                         
    遅ればせながら…にはなってしまうのですが、先週2月25日、USDAアウトルック・フォーラムが開催されました。
    日本語をあてれば、「展望会議」とでもなるのでしょうか。年に1回、作付シーズンに入る前、1年の天候も不確定な時期に、大胆にもその年の穀物の需給予想するこの発表。「今年は豊作」とか、「輸入が増えそう」とではなく、各項目の予想を具体的な数字で示せるのは、裏側に膨大なデータの積み上げがあってこそ。たぬきはただただ感服するのみです。

    あまり気にされていない方へ、アウトルック・フォーラム(以下「アウトルック」)をどのように捉えるべきか?の定石を。
    まず、発表前後の相場で材料視されます。
    今回であれば、コーンの作付面積が2015/16年に比べ拡大する予想(88万エーカー→90万エーカー)は、コーンの売り圧力となりました。
    ちなみに、この、前年の作付面積は、WASDE(世界穀物需給報告)の最新2月発表の値との比較です。
    また、アウトルックは、2016/17年度の予想であるため、「期初」在庫は、2月発表のWASDEの2015/16年度の期末在庫に連動します。

    それから、WASDEのベースとなります。
    2016/17年産の予想が始まるのは2016年5月のWASDEからですが、この時期まだまだ作物は育っておらず、アウトルックの発表時と状況はそう大きくは変わっていません。シーズン序盤のWASDEの数値は、自ずと、アウトルックを踏襲しつつ、その後生まれた材料を持ち込む形となります。

    アウトルックとその後のWASDEとを並べてみました。横着して1年分だけですが…
    アウトルックとWASDE
    コーン、大豆とも、単収は7月まで、アウトルックの数値を引きずっていることがおわかりいただけるでしょうか。これは、単収の予想が、7月までは机上モデル、8月以降は実地検査となることに関係していると思われます。(もちろん、毎年7月までは絶対にアウトルックの数字となると決まっているわけではありませんよ。)

    最後に。アウトルックを過ぎると、そろそろ春も近いんだな~と感じたりします。
    まあ、これはかなり人それぞれかもしれませんね。

    以上、アウトルックについて。
    次回は来年の2月ですが、WASDEの数字に関わるのも2ヶ月ちょっと先ですが、覚えていてくださいね~

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    ラニーニャとボラティリティ

    今日もトレードお疲れ様です。
    たぬきです~
                         
    すっかりご無沙汰になってしまい申し訳ありません。
    言い訳ではありませんが、先週はセミナー等でバタバタしておりまして…この内容についても、可能な範囲でご報告したいと思っております。

    さて、セミナーのご報告といえば、延び延びになっていた”金融市場を変える5つの局面”の続きをば。

    ここまで、金融市場を変える5つの局面の回で「先進国の高齢化による個人消費の変化」及び「中央銀行の弱体化」について、原油と株の相関関係?で「油価の金融商品化」について、さらに春節明け~中国再登場の恐怖 で「中国経済の行き詰まり」についての4つについて取り上げてきました。
    残る1つは、「天候」です。

    2015年は「ゴジラ」と表現されるほどのエルニーニョの当たり年と言われ、日本でも、非常に雪の少ない年末年始となっておりました。
    その後エルニーニョは勢力を急激に弱めたらしく、普段降らない地域での大雪になったり、雪国では急にまとめて降り始めたり、他方関東では2月に普段の5月の陽気を記録したりと、おかしな天気が続いております。
    エルニーニョが影響しているらしいことは皆様納得のところかとは思いますが、ピークを過ぎた今、なぜ、”局面”なのか?

    CMEがそのように考える理由は、彼らのホームページで見つけられます(笑)
    詳細はこちらのページで是非確認していただきたいのですが、簡単に表現するならば、
    ・エルニーニョは、多くの場合急速にラニーニャに変化する
    ・農産物相場のボラティリティとの連動は、エルニーニョよりラニーニャが強い

    つまり、もし、去りゆく男の子(エルニーニョ)を追って女の子(ラニーニャ)がやってきたなら、農産物相場を荒らす可能性があるというわけです。

    ちなみに、ラニーニャが発生した場合の定石は、アメリカ=乾燥、アジア~オセアニア=多雨です。
    上場銘柄の農産物は多少の時期の違いはあれど、概して、発芽期や受粉期に十分な水分が得られなかったり、受粉期に乾燥から来る高温にさらされると、収量が減少する傾向にあります。
    春からは、日々の天気予報に加え、ラニーニャ発生の可能性を念頭に入れつつ、マーケットに臨みたいものです。

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    ドバイ・マーカンタイル取引所

    今日もトレードお疲れ様です。
    たぬきです~
                              
    お問い合わせがありましたので、こちらでもご紹介したいと思います。

    CMEがシカゴマーカンタイル取引所、TOCOMが東京商品取引所、では、DMEは何の略?
    答えは、Dubai Mercantile Exchange、すなわち、ドバイ・マーカンタイル取引所です。

    ドバイといえばオイルマネーが創りだした高級リゾート地。旅行先として人気にもなりましたね。
    売りもやはりオイルですが、中東の言語は英語ではないし、情報も少なく、なかなか踏み出すには勇気がいると感じる方も多いのではないでしょうか。

    しかし! DMEの銘柄は、CMEで取引が出来るのです!!
    どういうことかと言いますと、DMEは、CMEグループがDubai Holding, Oman Investment Fundとともに作った取引所なのです。ひところ盛んだった取引所の吸収合併のように、完全に傘下に入るわけではなく、あくまでDMEは独立した取引所として存在しています。が、独自の取引システムは持たず、資本が入っているCMEグル―プのGlobexを利用しています。
    従って、トレーダーの皆様は、お使いのシステムやブローカーが対応していれば、あたかもNYMEXの1銘柄であるかのように、ほぼシームレスで、DMEの銘柄を取引することが出来るのです。

    肝心の銘柄のご紹介が遅れましたが、DMEの人気銘柄は、Oman Crude Oilとなります。
    数年前までTOCOMの東京原油は、オマーン原油とドバイ原油のハーフ&ハーフを標準品として値決めをしていたので、オマーン原油の名に聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか。
    今は、TOCOMはドバイ原油となってはおりますが、オマーン原油なら同じ中東産同士、アメリカのWTIや北海のブレント原油とは違った取引の手法も生まれるかもしれません。

    当社でも、DMEのお取引は、海外取引のCQG社のISVでご提供させていただいておりますよ~

    最後に1つご注意。ほぼシームレスと申しましたが、マーケットデータ料だけそうはいかず、NYMEXとは別に、DMEデータ購読料が必要となります。これも仲良く分け合ってもらえないですかね?取引所さん!!


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    CME 変更もろもろ

    今日もトレードお疲れ様です。
    たぬきです~
                              
    春節明けで懸念しておりました上海株、下落で始まったとはいえ何だか半端な下げ幅で、拍子抜けするような週の始まりとなりました。他方アメリカは、15日の月曜は休場。方向が見えてくるのは、市場に皆が揃ってからですかね。

    さて、CMEグループから来ておりました、もろもろの変更通知がいくつかたまってきましたので、まとめてお知らせしたいと思います。

    1)2016年2月22日計算区域から、COMEXのミニ金、ミニ銀の名称が変わります。
    <現行>COMEX miNY Gold Futures ⇒ <新>E-mini Gold Futures
    <現行>COMEX miNY Silver Futures ⇒<新>E-mini Silver Futures
    ちなみに、COMEXの金のラインナップは、
    Gold Futures (標準、100倍)
    E-mini Gold Futures(ミニ、50倍)
    E-micro Gold Futures(マイクロ、10倍)
    で、ミニとマイクロとが名前が似ていますが、商品コードは前者がQO、後者がMGCですので、お間違えなきよう。

    2)2016年2月29日計算区域から、Livestock銘柄の取引時間が変わります。Livestockとは、いわゆる肉系のLive Cattle(生牛)、Feeder Cattle(肥育牛)、Lean Hogs(赤身豚肉)の総称です。肥育牛は、これから育てて大きくする若い牛で、日本では素牛(もとうし)というのでしょうか…余談ですが、和牛は、素牛の生産農家と、素牛を買って大きくして出荷する肥育農家とに大別されます(もちろん一貫でやっているところもあります)。近年、素牛の価格が高騰しており、肥育農家の経営が厳しくなっているといいます。
    話を戻して…電子取引の取引時間は
    <現行>月曜9:05~金曜13:55 うち、16:00~翌8:00は中断
    <新 >月~金曜それぞれ8:30~13:05
    なお、帳入価格の算出ピリオドは従前と変わらず、12:59:30~13:00:00ですので、かなり終値に近づくことが予想されます。

    3)2016年2月8日実施済み 大豆ミールの2019年の限月が削除
    大豆ミールの限月は、もともと2019年の7月、10月、12月が発会していたのですが、これらが、なくなりました。3年以上先の限月ですし、取組高が0の状態での措置ですので移管等の影響はありません。
    取引所としては、2019年の限月は再度上場するつもりであり、その際には要綱の変更を伴うかもしれないと書き添えられています。

    以上です。
    そうそう、15日のアメリカ市場は休場と申しましたが、NYMEXの原油やCOMEXの金は、清算こそお休みになる(16日分とまとめられる)ものの、立会自体は時間を短縮して行われております。日本時間16日朝3:00までは、いつも通り、海外の動きもチェックしてくださいね。


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    春節明け~中国再登場の恐怖

    今日もトレードお疲れ様です。
    たぬきです~
                              
    昨日は日本は祝日でしたが、為替市場の動向が気になって、休んだ気がしなかった方も多いのではないでしょうか。
    まあ、明言こそしていませんが、夕刻110円台を付けた後の動きは介入っぽいので、日銀も休み返上で動いたのでょうね。

    ただ、どのような目標で行ったものか定かでないものの「介入」という言葉が連想させるような飛び抜けた結果とはなっておらず、先日お伝えした「中央銀行の弱体化」がやはり日本でも当てはまるのかな、と思ったりしました。

    さてさて、フォーラムのレポートの続きです。
    5つの局面のうち3つまでお話ししましたので、4つ目「中国経済の行き詰まり」について。

    人も国も、誰にでも成長期というものがあるが、その時を過ぎた次のステージでは、これまでどのような成長を遂げてきたかにより今後の伸びが左右される。中国は、成長過程を失敗したがために今後のGDP成長率は5~6%程度になるだろうと予想されていました。
    失敗の筆頭に挙がったのは、今から約36年前にスタートした「一人っ子政策」です。勤労世代の人数減は徐々に始まっていますが、いよいよ、30代半ばからの、企業を支える立場の人間の絶対数が少ない時代に突入します。かつ、支えねばならない高齢者は、まだまだ増えていきます。本政策はすでに廃止が発表されていますが、人口政策の怖いところは後々まで影響が残ること。30代の人口が増えるまでには、あと30年かかるのです。
    それから、これは耳が痛いところではありますが、輸出頼みの経済であること。しかも、相手先が良くなく、日本やアメリカは経済大国とはいえ景気後退が危惧されているし、アジアの途上国は地政学的リスクを抱えており、いつ輸入停止措置がとられるかわからない状況。輸出先の多様化に力を入れてこなかったツケが回ってきているとのことです。
    政府も人民元の切り上げなどの対策をしているが、5%の切り下げがどれほど購買行動につながるか?
    5%オフと言われてバーゲンに行きますか?私の妻は半値、少なくとも40%は引いてくれないと興味ないと言った、という件では、会場からも納得の笑い声が挙がっていました。
    結論から言うと、中国のGDP成長率は5~6%程度になるだろう、とのことです。

    折りしも、中国は今、春節の休場中。1週間の休みを経て、週明け15日より取引が再開されます。
    一足早く開いた香港は、再開初日は4%強下げました。中国本土は?チャイナショック再び?!
    ちなみに、中国が休みだった間の日経平均はの下げは、1,866.98円でした。

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    原油と株の相関関係?

    今日もトレードお疲れ様です。
    たぬきです~
                              
    誰がこんな週初めを予想し得たでしょうか。

    昨日の東京時間は、先週末の雇用統計を経てマイナス金利決定時から見れば円高が進んでいたものの、日経平均も1万7000台を回復するなど、昨今の動きの中では、まずまず穏やかであったと言ってよいと思います。
    中国も昨日から春節のお休み。突発的なニュースの心配もなく、欧州時間へと移ったはずだったのですが…

    ところで、昨夜からの市場の動きを伝える速報を追いかけてみますと、
    ・欧州株下落、米国債利回り低下→円とユーロが買われる
    ・原油下落→株式下落
    ・WTI原油期近30ドルを一時割り込む→NY金買い先行
    ・欧州株安、原油先物安→米株安
    といった流れが説明されています。まあ、あくまで概要なので表現しきれていない部分もあるのですが、なんとなく違和感がありせんか?

    例えば、私が初めてコモディティについて学んだ時、金の価格変動要因の1つとして挙げられていたのは、原油の下落ではなく、株式の下落でした。株式が下落し、行き場をなくした投資資金が金に流れ込む、というわけです。原油ならむしろ価格上昇の方が、インフレ対策としての金需要を誘うと説明されていたように思います。
    それに、原油の価格下落は、企業の利益率向上につながり、株価の上昇要因というのが定石ではなかったでしょうか。先に挙げた投資資金の例は、金だけでなく原油にも当てはまります。同じくコモディティから株式への資金の還流が、株価上昇につながると…。
    一応グラフで確認してみます。まず、2014年2月からの2年間(パッと手に入る範囲で…ごめんなさい。)の動きです。2015年の夏頃までは、教科書の通り、原油とダウ平均とが、なんとなくではあるものの、逆の動きになっている雰囲気を感じて頂けるでしょうか。
    長期

    次が、2015年の夏以降を取り上げたものですが…秋以降、中でも2015年末からは、かなりグラフが似通っていると言っても問題なさそうです。
    短期

    計算上も、2015年12月1日~2016年2月8日の両者の相関は、0.9222でした。

    つまり、ここ数か月の原油は、コモディティ業界の基礎知識が通用しないと結論付けてよさそうです。
    今の、また、今後原油について長期のマーケット分析をする際には、この期間はわけて扱うべきかもしれませんね。
    まあ、あるいは、原油が金融商品とみなされるようになれば、今の動きが原油のスタンダードになるかもしれませんが…

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    金融市場を変える5つの局面

    今日もトレードお疲れ様です。
    たぬきです~
                              
    先日に続いて、CMEフォーラムについて。
    今回は、CMEグループの催しにしてはめずらしく、CMEグループ内の経済分析分野の方による講演がありました。
    使われたグラフとかまで出してしまうのはさすがに…なので、ヒントとなるような言葉でご報告したいと思います。

    市場は「相転移」するときにボラティリティが極大化し、まさに今その時を迎えている、ということで、その5つのポイントが示されました。

    一つ目は、先進国の高齢化による個人消費の変化です。
    アメリカでは、ここ数年が、ベビーブーマー(1946~64年生まれ)の定年退職のピークとなるとみられています。ベビーブーマに代わるのがミレニアム世代(1980~2000年生まれ)ですが、消費行動があまりにも保守的過ぎるという問題が持ち上がっています。
    嗜好や価値観は強制されるべきものではありませんが、ベビーブーマーの個人消費が経済を支えてきたというのは事実であり、定年退職により、行動が貯蓄型へスイッチすれば、景気も一気に減速する可能性があります。

    まあ、日本でも、今の40代以上と30代以下とでは、同様の感覚がありますよね?
    自家用車、持ち家、どんな大きな買い物をしたとか、昨夜何軒はしごしたとか、週末2泊3日で海外旅行に行ってきたとか…少し時差はあれど、日本もやがて同じ状況に陥ることでしょう。

    二つ目は、中央銀行の弱体化です。
    本来、中央銀行は金利を誘導することにより、経済をコントロールできるほどの力を持っていたはずでした。
    しかし、今、中央銀行のアクションに対し、そこまでの感応性があるでしょうか。これは、金融機関自身が市場を研究し、自らの見通しに基づいた行動をとるようになったためなのだそうです。
    もちろん、十分な資金力があってこそ出来ることですが、金融機関の資本増強を推し進めたのは、中央銀行に他ならないというのは皮肉な話です。
    現在の状態の良し悪しはともかく、神通力を失った中央銀行は、後からその正当性を説明できるデータが揃った状態でなければ動けなくなってしまっています。つまり、中央銀行の行動は、市場が思っているより遅くなると考えるべきのことでした。
    アメリカ経済の目下のトピックと言えば、やはり利上げの時期になるのでしょうが、この内容からすると、年内も厳しいのかな…?

    ちなみに、これは質疑応答になりますが、日本については「アベノミクス」や「黒田バズーカ」など、政府や中央銀行の影響の弱体化は当てはまらないのでは?との問いに対し、「日銀は、FRBと異なり、株の買い入れが出来るため注目はされている」としたものの、「日本の政府がコントロールできるのは株価であり、経済ではない」という言葉が印象的でした。

    少々長くなりましたので、3つ目以降は、また次回に。

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    プロフィール

    Author:M.J.
    岡安商事株式会社
    マーケティング部
    「Net Trade Pro」 の方を対象に
    新規口座の案内、サポートを
    行うために開設された部署です。

    プロトレーダーやシステム
    トレードに関するお問い合わせはこちらまで

    traders@okayasu-shoji.co.jp

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